はぐれハラダーソン

自転車旅ブログ

【長岡→東京】自転車ロングライド vol.1

新潟県長岡駅

11月の初旬、新幹線輪行新潟県長岡駅までやって来た。

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長岡に来た理由は、長岡の大学で非常勤講師をしているからだ。で、何で自転車を持って来たかと言うと、帰りは自宅がある東京まで自転車で帰ってみようと思ったからだ。できれば、2日で帰りたいけど、新潟と群馬の県境の峠を越えなければいけない。なかなかハードな道のりのはずだ。

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大学の講義を終え、夜は長岡の知り合いと飲みに行き、夜遅くに長岡駅近くのホテルに戻り就寝。

翌朝、起きるのが辛かったが、なんとか朝7時半に出発することができた。前日の酒と寝不足で体がダルい。足が全然動かない。。。

のんびり田んぼ沿いを走って体を起こす。朝日が当たり暖かくて気持ちが良い。少し体が温まって来たので、国道に出るが、思いのほか交通量が多くて走っていて楽しくない。体のダルさのせいかもしれないけど。

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やっぱり、国道を走るのはやめて、信濃川沿いを進むことにした。国道17号線をひたすら進めば、長岡から東京まで270kmほどだ。本当なら、国道をガンガン進んで距離を稼いだ方が良いが、川沿いのキレイな景色をのんびり眺めながら走る方が良い。特に今日は。

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遠くに雪をかぶった山が見える。あの山を越えるわけではないと思うが、これから峠を越えるのが気が重い。このまま平坦な川沿いをのんびりと走っていたい。

信濃川から魚野川へ

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小千谷を抜けて、魚野川沿いを走る。この辺の土手にはサイクリングロードが整備されていて最高!さらに気温もどんどん上がって暑いぐらいに。

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農道(ダート)もあって楽しい。とりあえず進行方向だけは間違えないようにして夢中で進む。

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のどか〜。

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調子に乗ってダートを走っていると川に出て行き止まりに。川の水がキレイで魚も見える。しばし、川を眺めてから引き返して道路に出ると、ちょうど新幹線が止まる駅「浦佐駅」に出た。

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いつも新幹線から眺めていて景色。この辺を自転車で走ったら気持ち良さそうだなと思っていたのだ。

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今、こうして走っているが、車もほとんど走って来ないし、のどかな風景といい、最高に気持ちが良い。

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川沿いのダートや農道を堪能したら(遊び過ぎた)、流石に疲れて来た。。。疲れた割に全然進んでいない。この時点で60kmぐらいしか走っていない。。。14時ぐらいになっていたので、昼ご飯を食べることにした。

農道から国道に出て、食堂を探す。

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南魚沼市にある「山猫食堂」が近くにあったので、そこで昼食を頂く。

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レトロな物がいっぱいあって、面白い店。

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定食の前菜がボリュームあって、美味しかった。

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つくねバーグ、うまい。

ご飯を食べ終え、今日の宿をどうするか?考える。本当なら、苗場ぐらいまでは行っておきたかったが、体力的にキツそうだし、苗場にちょうど良い(値段的に)宿がなかったので、越後湯沢から少し登った三俣というところにある「ロッジやしろ」を楽天トラベルで予約した。

「山猫食堂」を出てからは国道をひたすら走る。どんどん山が近付いてくる。

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石打駅辺りを越えると、いよいよ登りが始まる。日が暮れて来たので、少し急いで登る。

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山が色づいている。

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越後湯沢駅までやって来た。駅の周辺は観光客がいて、ちょっと賑わっていた。

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越後湯沢駅を過ぎると登りがキツくなった。早々に自転車から降りて、押して登って行くことに。かなり急な登り坂もあって、押していてもキツい。

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だいぶ登って来た。もうすぐ日が暮れそうだ。

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最後は少し頑張って自転車を漕ぐ。なんとか日が暮れる前に三俣にある「ロッジやしろ」に到着した。ロッジの近くの道の駅に温泉があった。温泉に入り汗を流す。

さっぱりしたところで、道の駅の食堂で夜ご飯を食べようと思っていたが、まだシーズン前なのか、コロナの影響なのか、早々と食堂が終わっていた。ガーン。(そもそもやっていたのか???)

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仕方がないので、道の駅の売店でお土産を(Go Toキャンペーンのクーボン)買って食べた。これはこれで美味しかった。疲れたので早めに寝て、明日に備えることにした。

Day1のまとめ

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1日目は長岡駅から三俣まで走った。国道を走れば79kmだが、脇道や川沿いのサイクリングロードや農道などを通って来たので90km走っていた。

魚野川沿いの道は本当に気持ち良かった。越後湯沢駅を過ぎてからの登りがキツかった。体力がほとんど残っていなくて、自転車を押してなんとか登った。

 

vol.2へ続く。

 

【沖縄】伊平屋島自転車キャンプ vol.2

伊平屋島に到着

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12時20分、時間通りに伊平屋島に到着した。フェリー乗り場のすぐ近くに数軒、食堂があるので、昼ごはんを食べてからキャンプ場に向かうことにした。

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事務所のような食堂。なんか良い感じ。

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そば定食を注文した。魚付きなのが嬉しい。シンプルな味でとても美味しかった。特に魚が美味しかった。お腹も満たされたので、キャンプ場に向かう。

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伊平屋島にキャンプ場が2つある。北側のクマヤキャンプ場と南側の米崎キャンプ場。北側のクマキャンプ場は無料なので良いけど、Googleマップで見ると、単なる砂浜。今回、持って来たテントは自立式でない軽量テント。ペグも細いのしか持って来ていない。多分、この装備では砂浜にテントを張るのは難しいので、南側の米崎キャンプ場へ行くことにした。

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海沿いの道を南に進む。海がキレイで最高の眺めだが、風は強め。

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野甫島に渡る橋の手前に「米崎キャンプ場」の入り口があった。米崎キャンプ場はグランドもあって広々としている。フリーテントサイトの料金が1泊1650円と、まあまあ高い。。。

トイレ・シャワー(温水で5分:300円)・炊事場・自動販売機など設備は充実している。どこでも好きな所にテントを張ってもいいと言われたので、グランドの脇の風が除けれる場所にテントを張った。海側はかなり風が強い。他に2組しかキャンプしていなかったので広々としていて最高。

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テントを張り終えたので、海へ泳ぎに行く。米崎キャンプ場の目の前にある野甫大橋を渡り、野甫島へ。野甫島に入ってすぐ右折するとジューマ海岸という看板があった。

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ジューマ海岸へ行って見ることにした。細い道を入って行くと、すぐに海に出た。

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ジューマ海岸。写真の右側には野甫大橋がある。ちょうど湾のようになっていて風の影響が受けづらい。シュノーケリングするにはとても良さそうな場所だ。

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早速、海の中へ。透明度も高く、サンゴもあってキレイ。サンゴの周りには魚も結構いる。

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しばらく、シュノーケリングを楽しんでから、キャンプ場近くの集落を自転車で散策した。

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島尻の神アシアゲ。島の神事が行われる神聖な場所らしい。

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田んぼと山がキレイ。自転車でのんびり走ると気持ちが良い。

そのまま、フェリー乗り場近くのスーパーまで行き、お酒とつまみを買ってキャンプ場に戻って来た。

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18時を過ぎていたので、急いで夜ご飯の準備に取りかかる。

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日が暮れ出した。夕焼けがとてもキレイ。夜ご飯は、丸い形のパスタにトマトソースをかけて食べた。面倒臭くて簡単メニュー。

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写真ではわかりづらいが、星がものすごくたくさん出ていた。酒を飲みながら、眠くなるまでテントの外で星を眺めた。久しぶりに流れ星を見た。

野甫島一周

翌朝。米崎キャンプ場からすぐ近くにある野甫島を自転車で一周。

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展望台っぽい公園があった。 

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草はボウボウで、展望台の階段はサビって崩れかけていた。

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展望台からの景色。伊是名島が見える。

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自転車も埋まってしまうほど、草が伸びている。 

30分もかからずに野甫島を一周してしまった。次に伊平屋島の一番北側にあるクマヤキャンプ場とくまや洞窟に行って見ることにした。

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米崎キャンプ場から14kmほど走ると、くまや洞窟に到着した。

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階段を登り、洞窟の中に入ると、ひんやりした空気に包まれる。祭壇の上に小さな鏡が一つ、太陽光を反射させていて、とても神秘的。写真だと全体的に明るいが、実際は鏡の光が印象的に見えた。

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鏡の光は上の写真の洞窟の穴から入って来た光。

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折角なので、クマヤキャンプ場も見学。何もない。やっぱり砂地なので、今回持ってきたテントでは立てるのが難しそう。

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くまや洞窟の横にトイレとシャワー(温水200円)があった。

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伊平屋島の先端をぐるっと回って、西側へ向かう途中に瀬下浜という看板があった。行ってみることにした。

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天気はあまり良くなかったが、すごくキレイなビーチだったので、シュノーケリングすることにした。

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砂浜が白く、透明度が高い。のんびり泳ぐには最高。曇っているのが残念。晴れていれば、最高のロケーションだっただろう。

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瀬下浜で少し泳いでから、西側の海岸沿いを走る。西側の海岸線には民家や集落はなく、ワイルドな雰囲気。人も車もほとんど通らない。

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可愛いシーサーがいた。

伊平屋島の外周をぐるっと回って、米崎キャンプ場に戻って来た。

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遅めの昼ごはん。豚骨ラーメンにラフテーを入れて食べた。昼食後は、昨日行ったジューマ海岸へ行き、シュノーケリングをした。

夜は、自炊するのに飽きたので、フェリー乗り場まで行き、フェリー乗り場の上にある食堂で魚フライ定食を食べた。

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沖縄の食堂のほとんどが、ごはんのおかわりが無料でできるので嬉しい。みそ汁の代わりに沖縄そばなのも良い。

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お腹いっぱいになり、満足して外に出ると空の色がすごいことになっていた。西側の海岸で夕焼けを見に行けば良かったと少し後悔した。スーパーでお酒を買って米崎キャンプ場に戻った。

夜中の大雨

朝4時。雨水が顔に垂れてきて目が覚めた。外は大雨。テント(シングルウォール)が雨に耐えられなくなって、内側に浸水してきたのだ。最悪。雨水はどんどんテント内に垂れてきて、足元と頭のあたりに30cmほどの水溜りができてしまった。中央の浸水していない部分に荷物をまとめ、体育座りをして雨が止むのを待っていたが、次第に睡魔に襲われ、体を丸めた状態で横になって眠ってしまった。

朝6時過ぎに目が覚めた。雨は小降りになっていた。テント内にできた水溜りに頭が浸っていて、びしょ濡れになってしまった。。。

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7時過ぎには雨がやんだ。びしょ濡れのテントで朝ごはんを食べるのが嫌だったので、昨日買ったパンを持って、自転車で海岸まで行き、朝ごはんを食べた。テントが浸水したことで、もうキャンプはいいかなあと思い、13時にフェリーで本島に戻ることにした。

キャンプ場に戻り、濡れたテントを片付け、フェリー乗り場へ行く。

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早めにフェリー乗り場に着いたので、食堂で昼ごはんを食べる。沖縄の定食はどこで食べても美味しくてありがたい。

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外に出ると、また雨が降って来た。。。

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フェリーを自転車に乗せ、缶コーヒーを買って船内でくつろぐ。帰りもフェリー乗り場のスタッフは親切で優しかった。

今回は2泊3日の伊平屋島の自転車キャンプだった。飛行機輪行というのもあって、荷物を少なくしたくて、軽量のテントを持って来たが、それが仇となり、大雨で浸水してしまった。あとは、食事も簡単な麺類だけにしたのも寂びしかった。

でも、海はとてもキレイだったし、自転車で走るにはちょうど良い島だったと思う。とても楽しい自転車キャンプになった。次回、伊平屋島に行くとしたら、装備をちゃんとしてクマヤキャンプ場に泊まってみたい。以上。

 

終わり

 

【沖縄】伊平屋島自転車キャンプ vol.1

沖縄へ飛行機輪行

10月の中旬。飛行機輪行で沖縄へ向かった。

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沖縄の那覇空港に到着。早速、空港の前で自転車を組み立てる。

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今回は自転車で那覇から名護へ行き、今帰仁・運天港のフェリー乗り場から伊平屋島へ行ってキャンプとシュノーケリングをしようと思う。

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伊平屋島沖縄本島からみて、北西に位置する細長い離島だ。毎年、この時期は座間味島でキャンプをしているが、今年は違う島にも行ってみたいと思い、Googleマップを見て、直感で伊平屋島に行くことにした。

那覇から名護へ

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那覇から58号線を北上すれば名護まで行けるが、那覇市内の車の多さが嫌になり、海沿いの道を適当に走る。

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「ぎのわんゆいマルシェ」という食堂や直売所が入った、道の駅みたいなところで休憩することにした。

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インスタ映えするという豪快海鮮丼を食べた。めちゃくちゃボリュームがあって美味しかった!

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恩納村あたりから山を登って、下りると海が見え、リゾートがある、の繰り返し。ひたすら走り続け、名護市の外れまでやって来た。この日は名護市の中心部まで行けば良いので、海水浴をすることにした。

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「幸喜ビーチ」というベストウェスタンホテルの横にある海水浴場で泳ぐことにした。10月中旬の沖縄は真夏ほど暑くはないが、それでも晴れていれば結構暑い。晴れていれば十分に泳げるが、あまり泳いでいる人を見かけない。人が少なくて個人的にはこの時期の沖縄は大好きだ。貸切の海で泳いで気持ちが良かった。

「幸喜ビーチ」は駐車場やトイレ、さらに100円シャワーもあった。海で泳いだ後は、シャワーを浴びてさっぱりした。

今回、キャンプ道具もあるので、荷物はできるだけコンパクトにしたかった。そこで、折りたためるシュノーケルを買ってみた。

シュノーケルって長さもあるし微妙に曲がってるので、バッグに入れづらいが、これは丸めて折りたためるので、バッグの横の小さいポケットにも入る。でも、シュノーケルとしてちゃんと使えるかが心配だった。実際に海で使ってみて、特に問題はなかった。軽く泳ぐ程度であれば普通に使えた。これは安いし(閉店セールで900円だった)買って良かった。

海で泳いだら腹が減ったので近くにあった「道の駅・許田」に立ち寄った。

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食堂でタコライスを食べた。これも美味しかった。

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名護市の中心部に到着。名護市役所がカッコ良かった。国際通りの近くにある那覇市役所もカッコ良いけど、名護市役所もかなりすごい。

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町の中へ入るとレトロなスナックや飲み屋がたくさんあった。何となく寂れた感じが哀愁があって良かった。

その後、名護のイオンモールへ行き、キャンプの食材などを買った。そして、夜ご飯はイオンモール内にある「やっぱりステーキ」へ。

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「いきなりステーキ」は何度も行ったことがあるけど、「やっぱりステーキ」はどうなんだろ?

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肉は柔らかくて、とても美味しかった!しかも、ご飯とサラダとスープがおかわり自由なのがありがたい。お腹一杯になって大満足!!

で、泊まりは千葉ライドでもよく使っている漫画喫茶「快活CLUB」に泊まることにした。沖縄にも数店舗あり、安く泊まりたい時には便利。店によっては個室や無料シャワーや無料の朝食もある。個人的にはアイスクリームが食べ放題なのがあるのが嬉しい。

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ちなみに快活CLUB名護店はイオンモールのすぐ近くにあって、とても便利だった。

運天港フェリーで伊平屋島

翌朝。快活CLUBの無料の朝食(トーストとポテト)を食べて出発。運天港のフェリー乗り場に向かう。伊平屋島へ行くフェリーの時間が11時なので、のんびりと走る。

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途中、寄り道して眺めの良い場所へ。奥に見えるのが運天港のフェリー乗り場かな?

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フェリー乗り場に到着。チケットを買う。大人が往復で4720円と自転車が往復で2060円、あと環境協力税が100円かかった。帰りの日にちは指定しなくても良くて、14日間有効になっているみたい。

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フェリーが来た。車の列に並び、一緒に自転車に乗ったままフェリーの中へ入る。

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このフェリーの乗組員・スタッフの方が本当に親切で良かった!自転車もちゃんと紐で固定してくれた。

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1時間20分の船旅はあっという間で、気がつくと伊平屋島が見えて来た。沖縄本島の海もキレイだけど、離島の海はさらにキレイでテンションが上がる。

 

vol.2へ続く。

 

 

【千葉】林道・オフロード

輪行上総亀山駅

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9月30日。

4:30の始発電車に乗って、千葉県の上総亀山駅まで輪行でやって来た。今回は一年半ぶりに南房総の林道をMTB(Kona unit X)で走ろうと思う。

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上総亀山から南へ進む。良い天気。日差しは強くても、風はひんやりしていて気持ちが良い。

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話は変わるが、最近、新しいヘルメットを買った。LAZER Genesisのアジアンフィット。頭が大きい自分でもアジアンフィット(AF)のおかげでMサイズをかぶることができた!軽いし、キノコにならないのが良い。

久しぶりの林道へ

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林道に入るとやはり景色が良い。

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舗装された林道を進む。朝早い出発だったので2〜3時間しか寝ていなく、さらにアップダウンの繰り返しで地味に疲れる。。。

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林道を繋いで「林道高山線」までやっと来た。ここから、お目当のダートが始まる。ダートに入る前に空気圧は2.0から1.4まで抜いた。ちなみにタイヤはチューブレスにしている。

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テンションが上がり、今まの疲れが一気に吹っ飛ぶ。重たいMTBでやって来た甲斐がある。ダート楽しい。

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渾身の自撮り。スマホを石で立てて、セルフタイマーを10秒にセットして撮る。なかなか、タイミングが難しく、何度も撮り直した。

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本当に天気が良く、気持ち良いライド。

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「林道横尾線」までやって来た。

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このあたりから道がどんどん荒れて来た。

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倒木も多くなる。

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絶景を見ながら、

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コンビニで買って来たパンとおにぎりを食べる。虫除けを忘れたので、蚊に刺されないように素早く食事を済ませて先を進む。

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道が崩れている。。。自転車を担いで何とか進めた。

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しかし、しばらく行くと通行止め。

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先まで見に行くと、舗装工事中で自転車を担いでも通れない。仕方がないので、山を一度、下りて迂回し、林道の出口まで行く。

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林道の出口にも「通行止め」の看板があった。令和3年1月19日までは通れなさそう。去年の台風の被害だとすれ違ったバイカーの方が言っていた。

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今度は「林道山中線」に入る。ここは荒涼としていて好き。

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 先に進むと、

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ここも大きく道が崩れていた。。。かろうじて、崖側沿いを通り抜けることができた。

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「林道山中線」から、もみじロード(県道)に出た。さらに進めば、まだいくつか林道があるが、なんか疲れたので帰ることにした。 

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途中、君津のガストでご飯を食べたら元気になり、結局、林道を出てから70kmほど走り千葉駅まで行った。そこから輪行をして東京に戻った。長い一日だったが、楽しいライドだった。

 

【千葉】初めて漫画喫茶に泊まる

今年は・・・

ちょうど去年の今頃、自転車でモンゴルを走っていたが、今年はコロナで海外ツーリングに行くことができず、この自転車旅ブログも書くことがなくて更新できずにいる。海外が無理なら国内を走りたいが、国内でも遠出をするのはまだちょっと気が引ける。さらに、今年の夏は猛暑。暑すぎて日中、自転車で走るのは辛すぎる。そこで、ふっと思いついたのが “夜走れば良いじゃん”

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ただ、夜から走り始めるとそんなに遠くへは行けない。都内をグルグル走って帰る。なんか物足りない。

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最近、走りたい欲がフツフツと沸いているのは、ハンドルをライザードバーからDixnaのバンディー2に変えたからだ。新しいハンドルを試したくて仕方がない。ちなみにサイズは一番大きいXXL。上が47.5cmで下が56cmとかなり大きい。最初は違和感があったが、次第に慣れてきて、今はすごく調子が良い。

ただ、下ハンの先が長くて膝に当たるのが嫌で、思い切って5cmカットした。

正直、切りすぎた。。。。

カットするなら2〜3cmぐらいにしとけば良かった。

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短すぎて不恰好になってしまったので、バイク用のエンドキャップ(2cm)を強引につけてみたら、案外調子いい。

鍵付き完全個室の漫画喫茶

話は変わるが、最近の漫画喫茶には鍵付き完全個室があって、1泊2000円程度で泊まれるらしい 。キャンプ場でテント泊も良いけど、この時期は暑くて寝苦しい。漫画喫茶で泊まるのも悪くないし、自転車旅の新たなオプションになるのではないか?と思い、ちょっと試しに行って見ることにした。

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19時に仕事を終え、急いで支度をし、夜ご飯も食べずに出発。東京から千葉の漫画喫茶を目指す。昼間、雨が降っていたせいでムシムシしていたが、日差しがない分マシ。

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都心を抜け湾岸沿いを走る。船橋ららぽーとが見えてきた。

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ららぽーとの前のトンカツ屋で遅めの夜ご飯。ボリューム満点!美味しかったが、ちょっと食べすぎたことを後悔。

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船橋を越えると人気がなくなり、とても幻想的な道を進んだ。

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23時、市原の漫画喫茶(快活CLUB)に到着。家から60kmほど走った。

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これが鍵付きの完全個室。廊下はちょっとしたホテルみたい。

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室内はやっぱり狭いが、防音がしっかりしていて、隣の音とか全然聞こえてこない。カプセルホテルだと結構イビキがうるさかったりするけど、ここは大丈夫だった。たまたま隣がいなかっただけかもしれないけど。

f:id:haraderson:20200911225444j:plain無料のシャワー。キレイ。備え付けのシャンプーとボディソープがあ流のがうれしい。

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タオルもちゃんとあった。

あと、ドリンクバーにあったアイスクリームが美味しかった。漫画も読みたかったけど、明日は朝から走りたいので、寝ることにした。

翌日、市原から勝浦へ

翌朝6時に起きる。

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無料の朝食(パンとポテト)を食べて出発。朝食まであるとは。

料金は8時間のナイトパックと初回割引で1700円ほどだった。めちゃくちゃ安い。料金は店によって違うようで、都心よりも郊外の方が安くなっているみたい。

 

7時に市原の漫画喫茶を出て、勝浦を目指す。勝浦の海で泳いで、勝浦タンタン麺を食べようと思う。

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夜は気がつかなかったが、田んぼが広がっていた。やっぱり自転車は昼間走るのがいいね。朝から暑いけど。

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大多喜街道をひたすら走る。朝の通勤の時間帯なので、交通量はそこそこあるが景色はのどか。

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遠くに大多喜城が見えた。

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突然の豪雨。雨宿りしながら、千葉名物のMAXコーヒーを飲む。雨はすぐに止んだ。

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昼前に勝浦に到着。お腹が空いたので、少し早いが昼ごはんに。

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勝浦タンタン麺。一番辛くないのにしたけど、ちょっと辛くしても良かったかも。

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食後、海で1時間ほど泳ぐ。めちゃくちゃ気持ち良かった。

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海から上がり、近くの温泉に行くことにした。

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のどかな道を進む。

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「勝浦つるんつるん温泉」に到着したが、ちょうど清掃中。30分待てば入れたが、せっかちなので、別の温泉に行くことにした。スマホで検索すると、20km先に「むつざわ温泉つどいの湯」が出てきた。帰りと同じ方角なので行くことにした。

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小さなアップダウンを繰り返し、道の駅にある「むつざわ温泉つどいの湯」に到着。早速、温泉に入る。道の駅にある、なんちゃって温泉かと思いきや、とても良い温泉で気持ち良かった。最高!

温泉から上がると、ドッと疲れが出るが、また走り出す。

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すぐに汗だく。温泉に入った意味がなくなる。

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蘇我あたりで日が暮れてしまった。。。かなり疲れた。海で泳いで温泉に入ったりしたので余計疲れた。家まで走って帰るか?それとも今日もまた漫画喫茶に泊まるか?迷う。とりあえず、夜ご飯を食べてから考えよう。

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蘇我びっくりドンキー。久しぶりに食べたけど美味しかった!ご飯を食べ終え、また走り出すが疲れで足が動かない。幕張で力尽きる。幕張の漫画喫茶にスティ。この日は144km走った。

翌日5時に起床。支度をして6時前に幕張の漫画喫茶を出発。40kmほど走り、朝8時前に家に到着。

漫画喫茶を利用した自転車旅は結構良かった。着替えと歯ブラシだけあれば何とかなるし、何より荷物が少なくて済むので、気軽に遠出ができるのが良い。また機会があればやってみようと思う。

 

【モンゴル】ウランバートル ⇄南ゴビ 自転車旅 vol.10

【動画】モンゴル自転車旅

ウランバートルからダルンザドガドまで行って戻った約1200kmの旅の様子です。主にドローン(DJI Mavic2 Pro)を使って撮影しました。


Mongolia Bike Touring

 

以上、モンゴル編でした!

 

【モンゴル】ウランバートル ⇄南ゴビ 自転車旅 vol.9

ダルンザドガド郊外をポダリング

ダルンザドガドに滞在中。今日はのんびりとサイクリングします。f:id:haraderson:20200110084321j:plain

ホテルで朝食を済ませ、町の南にあるヨーリンアム渓谷の方へ行ってみることにした。なんと、自転車専用レーンがあったので利用してみる。

奥に連なっている山のどこかににヨーリンアン渓谷があるらしい。観光地にはあまり興味ないので、スルー。

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数十分走っただけで、ゴビ砂漠が広がっている。砂漠というよりは荒野って感じ。空気は冷んやりしているが半袖でも大丈夫なぐらい日差しは暖かい。

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大きな荷物はホテルに置いてきたので、とても身軽で気持ち良い。ドローンを飛ばして遊んだ。結構、面白い映像が撮れた。

今日はダランザドガドの郊外をのんびりサイクリング。荷物がないと楽。明日からウランバートルに戻る後半戦。ドローンのカメラワークがすごい。#mtb #konaunitx #konabikes #bikepacking #swiftindustries #mongolia

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 帰りにヤギ(多分)の角を拾った。日本にお土産で持って帰ろうと思ったが 税関にひっかかると面倒なので捨てることにした。残念。 

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ダルンザドガドの町に戻り、ちょっと遅い昼ごはんを食べることにした。

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昨日と同じ店(小林亜星似の店主のいる)でボーズ(肉饅頭)を食べる。美味しい!

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町の英雄。

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後ろ姿もカッコいい!

 

と言うわけで、ウランバートルからダルンザドガドまで約580kmを自転車で走って来たが、この先どうするか?帰りの飛行機まで後1週間ちょいある。東に回ってウランバートルへ戻るか?それとも西に回ってウランバートルへ戻るか?どっちに行っても1週間だとウランバートルまで戻れるか微妙だ。。。

西に回れば、サインシャイドという町からウランバートル行きの鉄道があるので、最悪、間に合わなければ鉄道に乗る方法もある。それか、ダルンザドガドをベースにこの辺りをもうしばらく見て回って、長距離バスでウランバートルに戻るか?さて、どうしようか? 

ウランバートルへ戻った!

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ウランバートルの宿に到着。 結局、時間に追われて走るのも嫌だし、鉄道やバスで輪行するのもなんか面倒だったので、行きと同じ道を同じように自転車でキャンプをしながら1週間ほどかけてウランバートルへ戻って来た。(帰りは同じルートなので割愛)

一度走った道をまた走るのはすごく嫌だったが、走って見ると方向が違うと景色がまた違って見えるのか、意外と帰りも楽しく走ることができた。

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往復1200kmぐらい走った自転車(KONA UNIT X)を労う。故障なし。

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ただフロントラックのステーだけが曲がってしまった。10kg以上の荷物をのせて走っていたので仕方ない。途中で折れなくて良かった。

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ウランバートルに着いて早速向かったのが、MANDU HOUSEと言うボーズ(肉饅頭)の専門店。

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おばあさんと相席。ファーストフード店みたいだが、味はめちゃくちゃ美味しい!肉も牛肉や鶏肉もあったけど、やっぱり羊肉にしてしまう。モンゴルが羊肉が最高!

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MAUDU HOUSEはウランバートルの中心部にある。ブルースカイホテル(横浜のコンチネンタルにそっくりの)の側にある。美味しいのでオススメの店です。

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宿に戻って自転車の洗浄する。

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分解した自転車をコンパクトにまとめる。帰る準備完了。

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翌朝、10月になったばかりだがウランバートルに少し雪が降った。とても寒い。

 

vol.10へ続く。