新潟県の長岡駅
長岡に来た理由は、長岡の大学で非常勤講師をしているからだ。で、何で自転車を持って来たかと言うと、帰りは自宅がある東京まで自転車で帰ってみようと思ったからだ。できれば、2日で帰りたいけど、新潟と群馬の県境の峠を越えなければいけない。なかなかハードな道のりのはずだ。
大学の講義を終え、夜は長岡の知り合いと飲みに行き、夜遅くに長岡駅近くのホテルに戻り就寝。
翌朝、起きるのが辛かったが、なんとか朝7時半に出発することができた。前日の酒と寝不足で体がダルい。足が全然動かない。。。
のんびり田んぼ沿いを走って体を起こす。朝日が当たり暖かくて気持ちが良い。少し体が温まって来たので、国道に出るが、思いのほか交通量が多くて走っていて楽しくない。体のダルさのせいかもしれないけど。
やっぱり、国道を走るのはやめて、信濃川沿いを進むことにした。国道17号線をひたすら進めば、長岡から東京まで270kmほどだ。本当なら、国道をガンガン進んで距離を稼いだ方が良いが、川沿いのキレイな景色をのんびり眺めながら走る方が良い。特に今日は。
遠くに雪をかぶった山が見える。あの山を越えるわけではないと思うが、これから峠を越えるのが気が重い。このまま平坦な川沿いをのんびりと走っていたい。
信濃川から魚野川へ
小千谷を抜けて、魚野川沿いを走る。この辺の土手にはサイクリングロードが整備されていて最高!さらに気温もどんどん上がって暑いぐらいに。
農道(ダート)もあって楽しい。とりあえず進行方向だけは間違えないようにして夢中で進む。
のどか〜。
調子に乗ってダートを走っていると川に出て行き止まりに。川の水がキレイで魚も見える。しばし、川を眺めてから引き返して道路に出ると、ちょうど新幹線が止まる駅「浦佐駅」に出た。
いつも新幹線から眺めていて景色。この辺を自転車で走ったら気持ち良さそうだなと思っていたのだ。
今、こうして走っているが、車もほとんど走って来ないし、のどかな風景といい、最高に気持ちが良い。
川沿いのダートや農道を堪能したら(遊び過ぎた)、流石に疲れて来た。。。疲れた割に全然進んでいない。この時点で60kmぐらいしか走っていない。。。14時ぐらいになっていたので、昼ご飯を食べることにした。
農道から国道に出て、食堂を探す。
南魚沼市にある「山猫食堂」が近くにあったので、そこで昼食を頂く。
レトロな物がいっぱいあって、面白い店。
定食の前菜がボリュームあって、美味しかった。
つくねバーグ、うまい。
ご飯を食べ終え、今日の宿をどうするか?考える。本当なら、苗場ぐらいまでは行っておきたかったが、体力的にキツそうだし、苗場にちょうど良い(値段的に)宿がなかったので、越後湯沢から少し登った三俣というところにある「ロッジやしろ」を楽天トラベルで予約した。
「山猫食堂」を出てからは国道をひたすら走る。どんどん山が近付いてくる。
石打駅辺りを越えると、いよいよ登りが始まる。日が暮れて来たので、少し急いで登る。
山が色づいている。
越後湯沢駅までやって来た。駅の周辺は観光客がいて、ちょっと賑わっていた。
越後湯沢駅を過ぎると登りがキツくなった。早々に自転車から降りて、押して登って行くことに。かなり急な登り坂もあって、押していてもキツい。
だいぶ登って来た。もうすぐ日が暮れそうだ。
最後は少し頑張って自転車を漕ぐ。なんとか日が暮れる前に三俣にある「ロッジやしろ」に到着した。ロッジの近くの道の駅に温泉があった。温泉に入り汗を流す。
さっぱりしたところで、道の駅の食堂で夜ご飯を食べようと思っていたが、まだシーズン前なのか、コロナの影響なのか、早々と食堂が終わっていた。ガーン。(そもそもやっていたのか???)
仕方がないので、道の駅の売店でお土産を(Go Toキャンペーンのクーボン)買って食べた。これはこれで美味しかった。疲れたので早めに寝て、明日に備えることにした。
Day1のまとめ
1日目は長岡駅から三俣まで走った。国道を走れば79kmだが、脇道や川沿いのサイクリングロードや農道などを通って来たので90km走っていた。
魚野川沿いの道は本当に気持ち良かった。越後湯沢駅を過ぎてからの登りがキツかった。体力がほとんど残っていなくて、自転車を押してなんとか登った。
vol.2へ続く。