はぐれハラダーソン

自転車旅ブログ

【モンゴル】ウランバートル ⇄南ゴビ 自転車旅 vol.1

初めてのモンゴルへ

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今年の3月にネパールに行ったが、もう1ヵ国自転車で走ってみたい国があった。それがモンゴル。何もない広大な草原を自転車で走ったら気持ち良さそうだと思ったからだ。偶然も重なり9月の仕事のスケジュールが3週間も空いた。モンゴルの夏は短いが、9月ならギリギリ大丈夫だろう。このチャンスを逃すと来年の夏までいけない。そう思い、すぐにモンゴル行きの航空券を買った。

モンゴルに行くのは初めてだ。具体的にモンゴルのどこを自転車で走ろうか?ネットで調べてもモンゴルの情報はあまり出てこない。「地球の歩き方」を買って読んでもイマイチ。これだというルートが決められないままモンゴルへ行くことになった。

 ウランバートル (UB)に到着

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9月10日22時。大韓航空でソウル経由でモンゴルの首都ウランバートルの空港に到着した。今回、航空会社をどこにするか?で結構迷った。当初、直行便のあるMIATモンゴル航空にしようと思っていたが、自転車が有料になってしまう。電話で問い合わせたら、片道で1万円ぐらいかかるそうだ。往復で考えると結構な金額。中華航空でも良かったが、安さで大韓航空にした。

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大韓航空の預け荷物の制限が23kg。それよりも数kgオーバーしていたが、おまけで無料で全て運んでくれた。良かった。大韓航空のHPを見ると、自転車はハードケースに入れろと書いてあるが普通の輪行袋で大丈夫だった。ただし、成田空港からモンゴルに行く時の話で、帰りは追加料金が取られると思うと大韓航空のスタッフに言われた。 

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翌日はウランバートルの町を散歩した。とにかく車が多いし、運転が荒い。車道は常に大渋滞でクラクッションが鳴り響いている。車道を自転車で走るのは厳しそう。

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 スフバートル広場。

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レストランでモンゴルっぽい料理を注文した。出てきたのが骨つきの肉(多分、羊肉)と桶に入ったジャガイモや人参などの野菜。一人で食べる料理じゃなさそうだった。肉の脂身がすごいし、桶の中にジャガイモがぎっしり入っていて、全部は食べきれなかった。

モンゴルでSIMカードを購入

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ウランバートルの中心地にあるノミンデパートの5FにあるMobiComに行って、プリペード式のSIMカードを買った。海外でSIMカードを買うのは初めて。ちゃんと使えるか不安。

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プリペード式のSIMカードは数種類あったが、15日間で12GB使えるやつを購入。800円ぐらい。滞在日数は3週間あるので2枚買った。スマホdocomoのiphone7を使っている。出発前にSIMロックの解除をしておいたのでMobiComのSIMカードに差し替えたら、すぐにネットが使えた。これはとても便利!

さあ出発!

走るルートだが、ウランバートル から西に行くか?南に行くか?で迷った。西は川などがあり水の補給に困らなそうだが、これからの時期どんどん寒くなっていきそうで、南にはゴビ砂漠があり乾燥した地域なので、水の補給が難しそうだが、気温はウランバートルよりも暖かい。装備的にあまりにも寒くなると厳しくなるので南へ行く事にした。ゴビ砂漠ラクダも見てみたいし。

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日の出(6:24)の時間に合わせてウランバートルの宿を出発。渋滞する前にウランバートルを抜ける作戦。朝はかなり寒い。

まずは、ウランバートルから南へ約280kmにあるマンダルゴビという町を目指す。途中、宿泊できるような町はなくテントに泊まりながら2泊3日のキャンプツーリングをする予定。

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自転車はKONAのUNIT X 特にカスタムはしていない。ペダルだけHopeのF20に変えたぐらい。ネパールに行った時よりもテントなどが増えたので、ADEPTのフロントラックをつけてみた。

天板がNorth Faceのボストンバッグにピッタリだが、付属のステーだと短かすぎてつかなかった。Nittoのステー(40cm)を買い足してギリギリついた。

あとはオーダーでFairweatherのフレームバッグを新調した。見た目よりも容量があって便利。サドルバッグはSWIFT INDUSTRIESのzeitgeist saddle bagのSサイズ。普段ならこれで充分な容量(8.5リットル)だが、キャンプツーリングにはもう少し大きいサドルバッグが欲しい。荷物が入り切らずにサドルバッグの上に寝袋を乗せたり、色々と拡張しまくりになってしまった。。。もう少しシンプルにバイクパックしたい。

 

vol.2へ続く。