はぐれハラダーソン

自転車旅ブログ

【モンゴル】ウランバートル ⇄南ゴビ 自転車旅 vol.6

マンダルゴビからダルンザドガドへ Day2

朝日と共に起床。朝焼けがキレイ。

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だいぶ南まで来たおかげで、夜間の冷え込みも和らぎ、寒さで目を覚ますこともなくグッスリと眠れた。コーヒーを入れ、朝食の菓子パンを食べ終えると用を足したくなった。辺りには何もなく隠れる場所もない。仕方がないので、テントの前でノグソをして出発!

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道路に遊牧されたラクダが歩いている。ラクダはヤギ・羊に比べたら臆病ではないが、近付くとやっぱり逃げてしまう。ちなみに牛はあまり逃げようとしない。馬は家畜の中でも頭が良いのか、数頭で固まって威嚇して来たことがあったので注意が必要だ。まあ、あまり動物たちを脅かせてしまうのもよくないので、程よい距離感を保つ。

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ラクダの写真を撮影していたら、なんだが風が吹いて来る。嫌な予感がする。

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こんな何もないところにパトカーが止まっている。取り締まりでもやっているのかと思ったが、このパトカーは単なる置物。よく看板や警察官の張りぼてで「スピード出し過ぎ注意!」みたいなものがよくあるけど、モンゴルではパトカーがそのまま置いてある。スケールがでかい!ちなみにサイレンも太陽光発電で常に点灯するようになっていて、良くできてるなあと感心させられた。

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どんどん風が強くなって来た。しかも、強烈な向い風(南東からの強風)。下り坂でも必死に漕がないと進まないほどの強風。仕方がないので、しばらく自転車を押しながら進むが、全然進まない。コビ砂漠あたりは風が強いと聞いていたが、向い風とは最悪だ!休憩しても風を遮るところがないので、さらに辛い。。。

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ものすごい向い風の中、進んでいるとラクダの像がポツンとある。なんだろう?

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一応、記念写真を撮る。モンゴルはよく銅像を見かけるが、ポーズが不思議。なんでそんなポーズしているんだろうか?

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60kmほど進んだところで、小さな村が見えて来た。ものすごい向い風のせいで、今日はほとんど進むことができなかった。まだ15時ぐらいだけど、風が辛すぎて、ここでギブアップ。村に泊まることにした。

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まずは腹が減っていたので、食堂で肉ヤキソバを食べる。これはモンゴル人がよく食べている。ボリューム満点で油っこくて腹が減っている時にはオススメ。モンゴル人でも肉ヤキソバは食べ残している人が多い。それほど油っこい。

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食堂のテレビで、レトロなモンゴル映画がやっていた。戦時中の物語のようだった。ちなみに飲み物は塩味のミルクティー。店によってはおかわり自由なので、よく飲んでいる。塩味のミルクティー、慣れてくると美味しく感じる。不思議。

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村内の売店の裏にあった宿。今日はここに泊まる。部屋は広くベッドが3つあるがシャワーはない。

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水は上の写真の右にある蛇口からバケツで水を汲んで、左側にある洗面台の緑のタンクに水を入れて使う。

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シャワーがないので、この緑のタンクで頭と顔を洗う。うう、洗い難い。

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トイレは外にあるボットン便所。下に大きな穴が掘られている。スマホとか落としそうで怖い。

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マンダルゴビからダルンザドガドへのDay2は、向い風が強すぎて60kmほどしか進めなかった。向い風の中、進むのは本当にキツかった。宿泊した小さな村には食堂や売店はたくさんあった。宿は2軒見つけたが、両方ともシャワーはなかった。

 

vol.7へ続く。