はぐれハラダーソン

自転車旅ブログ

【沖縄】伊平屋島自転車キャンプ vol.2

伊平屋島に到着

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12時20分、時間通りに伊平屋島に到着した。フェリー乗り場のすぐ近くに数軒、食堂があるので、昼ごはんを食べてからキャンプ場に向かうことにした。

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事務所のような食堂。なんか良い感じ。

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そば定食を注文した。魚付きなのが嬉しい。シンプルな味でとても美味しかった。特に魚が美味しかった。お腹も満たされたので、キャンプ場に向かう。

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伊平屋島にキャンプ場が2つある。北側のクマヤキャンプ場と南側の米崎キャンプ場。北側のクマキャンプ場は無料なので良いけど、Googleマップで見ると、単なる砂浜。今回、持って来たテントは自立式でない軽量テント。ペグも細いのしか持って来ていない。多分、この装備では砂浜にテントを張るのは難しいので、南側の米崎キャンプ場へ行くことにした。

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海沿いの道を南に進む。海がキレイで最高の眺めだが、風は強め。

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野甫島に渡る橋の手前に「米崎キャンプ場」の入り口があった。米崎キャンプ場はグランドもあって広々としている。フリーテントサイトの料金が1泊1650円と、まあまあ高い。。。

トイレ・シャワー(温水で5分:300円)・炊事場・自動販売機など設備は充実している。どこでも好きな所にテントを張ってもいいと言われたので、グランドの脇の風が除けれる場所にテントを張った。海側はかなり風が強い。他に2組しかキャンプしていなかったので広々としていて最高。

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テントを張り終えたので、海へ泳ぎに行く。米崎キャンプ場の目の前にある野甫大橋を渡り、野甫島へ。野甫島に入ってすぐ右折するとジューマ海岸という看板があった。

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ジューマ海岸へ行って見ることにした。細い道を入って行くと、すぐに海に出た。

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ジューマ海岸。写真の右側には野甫大橋がある。ちょうど湾のようになっていて風の影響が受けづらい。シュノーケリングするにはとても良さそうな場所だ。

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早速、海の中へ。透明度も高く、サンゴもあってキレイ。サンゴの周りには魚も結構いる。

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しばらく、シュノーケリングを楽しんでから、キャンプ場近くの集落を自転車で散策した。

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島尻の神アシアゲ。島の神事が行われる神聖な場所らしい。

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田んぼと山がキレイ。自転車でのんびり走ると気持ちが良い。

そのまま、フェリー乗り場近くのスーパーまで行き、お酒とつまみを買ってキャンプ場に戻って来た。

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18時を過ぎていたので、急いで夜ご飯の準備に取りかかる。

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日が暮れ出した。夕焼けがとてもキレイ。夜ご飯は、丸い形のパスタにトマトソースをかけて食べた。面倒臭くて簡単メニュー。

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写真ではわかりづらいが、星がものすごくたくさん出ていた。酒を飲みながら、眠くなるまでテントの外で星を眺めた。久しぶりに流れ星を見た。

野甫島一周

翌朝。米崎キャンプ場からすぐ近くにある野甫島を自転車で一周。

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展望台っぽい公園があった。 

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草はボウボウで、展望台の階段はサビって崩れかけていた。

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展望台からの景色。伊是名島が見える。

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自転車も埋まってしまうほど、草が伸びている。 

30分もかからずに野甫島を一周してしまった。次に伊平屋島の一番北側にあるクマヤキャンプ場とくまや洞窟に行って見ることにした。

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米崎キャンプ場から14kmほど走ると、くまや洞窟に到着した。

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階段を登り、洞窟の中に入ると、ひんやりした空気に包まれる。祭壇の上に小さな鏡が一つ、太陽光を反射させていて、とても神秘的。写真だと全体的に明るいが、実際は鏡の光が印象的に見えた。

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鏡の光は上の写真の洞窟の穴から入って来た光。

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折角なので、クマヤキャンプ場も見学。何もない。やっぱり砂地なので、今回持ってきたテントでは立てるのが難しそう。

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くまや洞窟の横にトイレとシャワー(温水200円)があった。

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伊平屋島の先端をぐるっと回って、西側へ向かう途中に瀬下浜という看板があった。行ってみることにした。

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天気はあまり良くなかったが、すごくキレイなビーチだったので、シュノーケリングすることにした。

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砂浜が白く、透明度が高い。のんびり泳ぐには最高。曇っているのが残念。晴れていれば、最高のロケーションだっただろう。

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瀬下浜で少し泳いでから、西側の海岸沿いを走る。西側の海岸線には民家や集落はなく、ワイルドな雰囲気。人も車もほとんど通らない。

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可愛いシーサーがいた。

伊平屋島の外周をぐるっと回って、米崎キャンプ場に戻って来た。

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遅めの昼ごはん。豚骨ラーメンにラフテーを入れて食べた。昼食後は、昨日行ったジューマ海岸へ行き、シュノーケリングをした。

夜は、自炊するのに飽きたので、フェリー乗り場まで行き、フェリー乗り場の上にある食堂で魚フライ定食を食べた。

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沖縄の食堂のほとんどが、ごはんのおかわりが無料でできるので嬉しい。みそ汁の代わりに沖縄そばなのも良い。

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お腹いっぱいになり、満足して外に出ると空の色がすごいことになっていた。西側の海岸で夕焼けを見に行けば良かったと少し後悔した。スーパーでお酒を買って米崎キャンプ場に戻った。

夜中の大雨

朝4時。雨水が顔に垂れてきて目が覚めた。外は大雨。テント(シングルウォール)が雨に耐えられなくなって、内側に浸水してきたのだ。最悪。雨水はどんどんテント内に垂れてきて、足元と頭のあたりに30cmほどの水溜りができてしまった。中央の浸水していない部分に荷物をまとめ、体育座りをして雨が止むのを待っていたが、次第に睡魔に襲われ、体を丸めた状態で横になって眠ってしまった。

朝6時過ぎに目が覚めた。雨は小降りになっていた。テント内にできた水溜りに頭が浸っていて、びしょ濡れになってしまった。。。

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7時過ぎには雨がやんだ。びしょ濡れのテントで朝ごはんを食べるのが嫌だったので、昨日買ったパンを持って、自転車で海岸まで行き、朝ごはんを食べた。テントが浸水したことで、もうキャンプはいいかなあと思い、13時にフェリーで本島に戻ることにした。

キャンプ場に戻り、濡れたテントを片付け、フェリー乗り場へ行く。

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早めにフェリー乗り場に着いたので、食堂で昼ごはんを食べる。沖縄の定食はどこで食べても美味しくてありがたい。

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外に出ると、また雨が降って来た。。。

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フェリーを自転車に乗せ、缶コーヒーを買って船内でくつろぐ。帰りもフェリー乗り場のスタッフは親切で優しかった。

今回は2泊3日の伊平屋島の自転車キャンプだった。飛行機輪行というのもあって、荷物を少なくしたくて、軽量のテントを持って来たが、それが仇となり、大雨で浸水してしまった。あとは、食事も簡単な麺類だけにしたのも寂びしかった。

でも、海はとてもキレイだったし、自転車で走るにはちょうど良い島だったと思う。とても楽しい自転車キャンプになった。次回、伊平屋島に行くとしたら、装備をちゃんとしてクマヤキャンプ場に泊まってみたい。以上。

 

終わり