奥武島キャンプ場
久米島から奥武島にかかる橋を渡ると、すぐに奥武島キャンプ場があった。港から40分ほどかかった。管理棟で受付を済ませテントを張る。一泊1000円。
キャンプ場内に入るとキレイな芝生にベンチがある。林の中がテントサイトになっている。林の中は区画されていて、奥の方までテントを張ることができる。林の向こうは海になっている。
写真の左奥が炊事場、中央が管理棟、右にトイレとシャワー室がある。炊事場にゴミ箱があって、燃えるゴミ、燃えないゴミなど項目ごとに設置されていて、ゴミを捨てることができる。
テントは今回もBig Sky InternationalのSoul ×2P Tentを持ってきた。風通しが良いのと広いので、とても快適。雨が降ると少し心配なテントだが天気予報は曇りなので、とりあえずは大丈夫そう。
そして、今回の秘密兵器。
那覇のドンキーホーテで買ったVAPE(120日用)。正直、どのくらい効果があるのか半信半疑で、虫除けスプレーも持ってきていたが、使用することがなかった。VAPEの側にいれば、ほとんど蚊に刺されることはなかった。これからの海沿いのキャンプの必需品になりそう。
軽くサイクリング
天気が良ければ海で泳ぎたいと思っていたが、イマイチな天気なので、自転車に乗って近場の探索に出かける。暑過ぎないので、自転車をこぐには最適。
久米島の最南端のトクジム海岸あたりまで自転車でのんびり走る。初めての場所を走るのはやっぱり楽しい。
帰りにイーフビーチあたりも散策してAコープで少し買い物をしてキャンプ場に戻った。ちなみにイーフビーチにはファミリーマートもあった。
キャンプ場の林を抜けると海に出る。
キャンプ場の前の海には天然記念物の畳石がある。
潮が引いていると、亀の甲羅のような不思議な石が見える。
キャンプ場の2匹のネコ
炊事場で夕食の準備をしていると、このキャンプ場で飼われている2匹のネコがやってきた。元々は捨て猫だったらしい。2匹とも人懐こくて可愛い。
夕食はサバ味噌の缶詰の炊き込みご飯を作った。魚のフライはAコープで買ったもの。
夕食を食べ終えてからシャワーを浴びた。シャワーは温水で200円で10分。他のキャンプ場と比べて長くてかなりお得。24時間好きな時に入れるのも良い。
夜、寝るまでネコが側にいてくれた。テントの中で酒を飲みながらスマホで映画を見て就寝。
久米島一周
翌朝も天気はイマイチ。サイクリングに出かけることにした。今日は島を一周しようと思う。キャンプ場を出て、昨日と逆方向に進む。
すぐに観光名所の「真謝のチェラの福木」に到着。そこを過ぎると、大きく弧を描きながら上がっていく大きな橋があった。
その橋(てぃーだ橋・つむぎ橋)を登っていく。素晴らしい景色だが、曇り空なのが残念。
橋を登り切って、振り向くと海が見える。逆方面から下ってきたら、海に向かって坂道を下って行けるので、最高のロケーションだったと思う。
あと、島は時計周りで回った方が良いと思った。日本は左側通行なので海沿いの道だと常に海側を走れるから。反時計回りで走り出してしまったことを少し後悔した。
しばらく進むと、「比屋定バンダ」という展望台があった。トイレと自販機があったので少しだけ休憩することにした。
展望台からの景色。
「比屋定バンダ」からは先は長い下り。どんどん下ってあっという間に島の北側に出る。
パワースポットである「ミーフガー」に行ってみることにした。
「具志川城跡」を過ぎると、「ミーフガー」が見えてきた。
「ミーフガー」到着。
「ミーフガー」からは気持ちの良い海岸線の道を走り、久米島空港に出た。空港近くに、もう一つのキャンプ場のシンリ浜海浜公園があるので行ってみた。
空港からすぐ近くのシンリ浜。
ペットボトルに粘着テープを貼って、アーサー虫の除去をしていた。近くで見ると、アーサー虫がいっぱい引っ付いていて気持ち悪かった。
奥に芝生の広場がある。ここにテントを張ることができるみたい。とてもキレイに整備されている。広場のすぐ横には大きなリゾートホテルがあった。
シンリ浜から少し行くと、コンビニ(ファミマ)や飲食店がある集落で、少し早いが昼ごはんを食べることにした。「ゆき」という店でソーキそばセットを食べた。
うまい!
昼ごはんを食べて、少し行くとフェリー乗り場がある兼城港に着いた。
港の横には大きなステージがある公園があった。ここで島の祭りやイベントとかするんだろうなと思った。
兼城港からキャンプ場までは昨日も走ったので、脇道の農道ダートを走ってキャンプ場に戻った。
奥武島キャンプ場に戻り、久米島一周終了。気持ち良くサイクリングするのにちょうど良い距離だった。
久米島三日目
朝、小雨が降っていた。雨はすぐに上がったが、今日も海に入るには天気が悪い。昨日行かなかった「おばけ坂」と山の上にある「宇江城城跡」に自転車で行くことにした。
昨日は走らなかった内陸の道を進む。遠くにシンリ浜が見える。
「おばけ坂」に到着。「おばけ坂」は下り坂のように見えるが、登り坂になっているらしいのだが、実際2〜3回走ってみたが、よくわからなかった。。。
そんなことしていると、だんだん天気が良くなってきて、晴れ間が出てきた。「宇江城城跡」に行くのやめて、海でシュノーケリングすることにした。急いで奥武島キャンプ場に戻る。
久米島と奥武島をつなぐ橋の上から。晴れ間が出ると、海の青さが全然違う。
キャンプ場に戻って早速、海に行く。
遠浅のビーチを歩いて沖に向かう。
海の中はめちゃくちゃキレイ。でも水温が低くて、長時間泳ぐことはできなかった。
翌日も午前中は晴れていたので少し泳いだが、やはり水が冷たくて寒かった。
14時のフェリーで那覇に戻り、20時の飛行機で東京に戻った。
久米島自転車キャンプ 感想
久米島はコンビニやスーパーもあるので、キャンプに必要な食料などを買うことができるのでとても便利。那覇で重い食料を買い込んでこなくても大丈夫。
キャンプ場は2つあって、どちらも芝生がとてもキレイに整備されている。設備と環境が良いの奥武島キャンプ場だが、無料のシンリ浜でも、今度キャンプしてみたいと思った。
あと島が大きいせいなのか、小さな離島の島より、自分があまり観光客っぽく見られていない感じがした。
以上、久米島自転車キャンプでした。