はぐれハラダーソン

自転車旅ブログ

【モンゴル】ウランバートルから北へ 自転車旅 vol.4

3日目、モンゴル第三の都市ダルハンへ

深夜、テントのすぐ側で深い水溜まりにでもスタックしたのか、空回りする車のエンジン音がものすごくうるさかった。おかげで、ぐっすりと寝ることはできなかった。

睡眠不足だが、6時前に行動開始。

キレイな朝日を眺めながら、夜露で濡れたテントを撤収する。

今日はここから50kmほど先にあるモンゴル第三の都市ダルハンに行く。50kmなので、朝 はもっとゆっくりしていても良いが、高速道路脇の落ち着かない場所なので、7時前には出発した。

早朝は肌寒いので、長袖のウィンドブレーカーを着た。しばらくすれば暑くなってくるが、朝晩はかなり冷え込む。

まだ朝早い時間帯なので車がほとんど走って来ない。路面もキレイだし気持ちが良い。

高速道路を黙々と北へ進み、あっという間にダルハン手前にあるKhougorという村に到着した。

Khougorの村

村の食堂で朝ごはんでも食べようと思っていたが、朝早すぎるのか、お店がまだやっていなかった。仕方がないので村の外れまで行き、インスタントラーメンを作ることにした。

去年のカザフスタンで食べたチーズキムチ味のインスタントラーメン。スープが美味しい。

 

ダルハン到着

のんびり行くつもりがあっという間にダルハンに到着してしまった。まだ11時前だ。

遠くに観覧車が見える

さすがモンゴル第三の都市だけあって都会だ。道路や歩道が整備されていて、町がとてもキレイだ。

今日はホテルに泊まる予定。チェックインするにはまだ早い時間なので、お腹はあまり空いていないが、お昼ご飯を食べに行く。

適当な食堂に入ったら、食堂というよりもレストランで、料金も少し高め。都会だな。

さっきもインスタントラーメンを食べたが、軽いものが食べたかったのでヌードル系を注文した。メニューの写真ではヌードルだと思っていたら、肉がたっぷりと入ったスープだった。パンでも追加で注文すれば良かったが、肉がたっぷり入っていて、これだけでもお腹が満たされた。

 

食後、目星をつけていたホテルに行ってみたが、満室で泊まれなかった。Booking.comでホテルを調べてみると、モンゴルの地方都市にしては珍しく数件掲載があった。(ウランバートル以外はほとんど掲載されていない)その中でYura Hostelに連絡してみると、すぐに返事が返って来た。

 

12時、Yura Hostelに向かう。

古いマンションの一室がYura Hostel

古くて大きなマンションが見える。この辺りでは一番大きなマンションなので、とても目立っている。その7階の一室にYura Hostelはあった。マンションの入り口にはオートロックだったが、ちょうど住人がマンションに入るところだったので、一緒に中へ入った。

自転車もエレベーターで7階まで上げて部屋の前に置かしてもらった。

エレベーターを7階で降りる、オーナーのYuraさんが出迎えてくれた。Yura hostelの中はとてもキレイで、個室とドミトリーがあった。この時は個室の一番大きな部屋(ファリールーム)とドミトリーしか空いていなかった。個室でも4000円ぐらいだったので、個室にした。ちなみにクレジットカードは使えない。現金かドルのみ。

オーナーのYuraさんはとてもフレンドリーな人で、ダルハンの店のことなどをいろいろと教えてくれた。

まずはシャワーを浴び、汚れた服などの洗濯をした。小さなバルコニーもあったので濡れているテントも干した。テント泊よりも、やることがいっぱいあって疲れた。

 

夕方までベッドでウトウトして、夜ご飯を食べに出かけた。近くにKFCやDAISOなどがあるショッピングエリアがあった。

その奥に昔ながらのマーケットがあって、そこにフードコートがあった。

15分後の19時にフードコートが閉まるらしくて、急いで注文した。

写真付きのメニューがあるとありがたい

肉と野菜のキムチ炒めを注文した。

日本で食べる豚キムチの同じ味で、美味しかった。

部屋からの眺め

ホステルに戻って、モバイルバッテリーの充電をしようとしたら、持ってきたUSBケーブルが故障なのか反応しない。モバイルバッテリーが充電できないとキャンプ泊の時にスマホの充電ができないし、この先不便なので、急いでショッピングエリアに戻った。

閉店ギリギリで、なんとかUSBケーブルを買うことができた。モバイルバッテリーも充電することができて、安心して眠った。

 

 

以上、vol.5へ続く。

 

【モンゴル】ウランバートルから北へ 自転車旅 vol.3

2日目スタート

6時に目が覚めて、7時過ぎに出発。ものすごく良い天気だ。今日も暑くなりそう。

今日は、昨日走って来た砂利道を北へ進み、約40km先のThuknelという村があるので、まずはそこを目指していこうと思う。

「よし、行くぞ!」と走り始めたら、すぐに工事中で行き止まりになってしまった。どうやら、この辺から先はまだ砂利道を作っている最中みたい。もしかしたら、ここら辺も舗装路になるのかもしれない。(まだまだ、だいぶ先にはなるとは思うけど)

 

工事中の砂利道の脇にあった轍を進んだ。轍はたくさんあるので、なるべく大きい轍を選んで進むことにしている。大きい轍はそれだけ多くの車が走っているはずだから、変なところにはいかないだろうと思っている。

しばらく、進んで「あれ、なんか間違えているかも」と思ったら、大きく進路を外れていた。だいぶ西側へ進んでいた。このまま戻るのも面倒臭いし、どうしようかと考えていたら、ちょうど、西方向30km先にBornuurという町があった。予定を変更して、そっちへ行くことにした。

当初予定していたThukhel方面は帰りに通ることにして、Bornuurへ行き、その先にある高速道路(ハイウェイ)で北上して、大きな町であるダルハンを目指してへ進むルートに変更することにした。

Bornuur方面へ向かう道はGoogleマップにはのっていない。ウランバートルから近いエリアなのに、こんな良い所があるのか。ちなみに、この辺はスマホの電波がないので、GPSで使えるMAPSMEを見ながら進んだ。(この道はMAPSMEにはのっていた)

誰もいない広い草原の中を走る。車は全く走って来ないので、昨日みたいに砂ぼこりを全身に浴びることもないので嬉しい。昨日は、砂利道で砂ぼこり浴びすぎて、少しトラウマになった。道を間違えて良かったな。こっちが正解だったと思いながら、どんどん進んだ。

 

しばらくすると、畑と電線が出て来た。Bornuurの町に近づいて来ている。

かなり暑くなって来たので、水分と甘いお菓子で小休憩。

 

Bornuurに到着

お昼前にBornuurの町に到着した。何か食べようと思っていたが、食堂が見つからなかったので、売店で飲み物だけ買って、高速道路(ハイウェイ)に向かった。

高速道路に入ってすぐにサービスエリアがあるみたいなので、そこで昼ごはんを食べようと思う。

高速道路、ここはウランバートルから97km地点かな?

高速道路は車がガンガン飛ばして走って来るので、とても恐ろしいが、路肩が広くて助かった。これなら多少は安心して走ることができる。

 

少し走ったところに大型のサービスエリアがあった。ガソリンスタンド、トイレ、売店、レストランが連なっている。ガソリンスタンドには車が異常なほどの長蛇の列をなしている。自転車には関係ないけど、なんかあったのかな?

サービスエリアのレストランで昼ごはんを食べた。

食事を終え外に出ると、なんか雲行きが怪しい。風が冷たくて肌寒い。朝の快晴が嘘のようだ。とりあえず、ここから北へ56km行ったところにBayangol(バヤンゴル)という町があるので、そこを目指して出発。

単調な高速道路の路肩を走っていると、車が並走してきた。運転席からおじさんが笑顔で、「乗って行くか?」とジェスチャーで合図してくれた。優しい人だ。もちろん、車には乗らないので断ったが、とても嬉しい気持ちになった。

 

雨が降ってきた

ポツッり、ポツッりと雨が落ちてきたと思ったら、いきなり激しい雨になった。運良く、目の前に小さなサービスエリアがあったので、食堂の軒先で雨宿りさせてもらった。

食堂で缶コーヒーを買った。缶コーヒーを飲み終わる頃には雨が弱くなっていた。

すぐに、雨が止んでくれて良かった。何より、建物が少ない高速道路を走っていたのに、雨が降ったタイミングでサービスエリアが目の前にあるなんて、本当にラッキーだった。

 

再出発。

ところどころアップダウンや工事中でまわり道などもしたが順調に進んだ。

気づくと、どんどん天気は良くなって、また暑くなってきた。

 

Bayangol(バヤンゴル)に到着

16時ごろにバヤンゴルの町に着いた。

夕ご飯にはまだ早いが、食堂でごはんを食べることにした。

なんか、モンゴルの物価が上がった気がする。昔は20,000T以下で肉料理が食べれたが、今は20,000T以上することが多い。

でも、相変わらず肉のボリュームは多いのでありがたい。

ごはんを食べ終えた。まだ明るいので、もう少し進んで今日のテント場を探すことにした。

しばらく走っていると、前方に雨雲が見えてきた。雷が鳴り出した。丘の向こう側に雨が降っているのが見えた。

これは降ってくるぞ、雨宿りできる場所を探さなければと思っていたら、雨が降って来た。先ほどの雨よりも激しい。これはやばいと思ったら、高速道路脇に東屋があるのを見つけた。ラッキー過ぎる!

多少濡れたが、東屋に自転車を入れて雨宿り。

でも、今度の雨はなかなか止みそうにない。どんどん雨足は強くなってきた。雷が鳴り響き、風もどんどん強くなってきた。東屋の中に居ても雨が吹きつけてくる。東屋のトタンの屋根は至る所に穴が空いていて、東屋の中に居ても結構濡れてしまう。

上下レインウェアを着て完全雨装備になった。手がかじかむほど寒くなってきたので、お湯を沸かして、コーヒーを飲んで温まった。

よく見ると虹がダブル

2時間後、ようやく雨が止んだ。すると、大きな虹が出た。遮る物がないので、キレイなアーチが見える。写真では大き過ぎて全体を写せなかった。感動。

雨は止んだが地面は濡れているので、かなり狭いが東屋の中にテントを張った。

キレイな夕焼け、すでに20時

夜、また雨が降ったが、東屋の中なので大丈夫だった。それより、高速道路のすぐ側なので車の走る音がうるさかった。さらに、トラックのハイビームが何度もテントに当ったって、眩しくて何度も起きてしまった・・・。

 

以上、vol.4へ続く。

 

【モンゴル】ウランバートルから北へ 自転車旅 vol.2

バイクパッキング

翌朝、起きると思っていた以上に寒い。宿(ダニスタ)の無料の朝食を食べてから両替しに出かけた。町の両替屋のレートは2.26。昨日空港で見たレートが2.2だったので空港で両替してもほぼ同じようなものだった。3万円、一気に両替して宿に戻り、出発の準備に取りかかった。

自転車に荷物をバランス良く、そして、使い勝手が良くなるように考えて乗せていく。大抵、数日後に細かい変更があるが、最近は上の写真のように荷物を配置している。

 

  • フロントバッグ:カメラ、ドローン(バッグはワンタッチで脱着できる)
  • ステムバッグ2個:水とジュース
  • フォークバッグ右:クッカー、バーナー、食料
  • フォークバッグ左:薬、メガネ、スマホの充電器など、食料
  • トップチューブバッグ:よく使う小物(サングラス、日焼け止め、工具など)
  • フレームバッグ(薄緑):長い物(テントポール、ベグ、ミニ三脚など)
  • ダウンチューブ:テント一式
  • シートチューブ:あまり使わない工具や予備のチューブ
  • リアラック:寝袋、着替え、マット
  • リアラックサイド:輪行袋、レインウェア、予備の水(出発時はない)

 

準備を終えたら、もう12時近くになっていた。この時間になるととても暑くて、出発前から汗だくだ。空気はカラッとして風が吹くと気持ち良いが、日差しが肌を焦がすような暑さで、日向にいると暑くて仕方がない。

 

宿をチェックアウトし、自転車を入れて来たダンボールとボストンバッグは預かってもらって出発。

 

ウランバートルから北へ 出発

今日は約60km先にあるBatsumberという町あたりを目指して行こうと思う。途中、約20kmの未舗装区間がある。

まずはウランバートルの中心部から北へ進んで行く。毎回、大渋滞のウランバートルを脱出するのに苦労するが、北へ向かう道路は比較的広くて走りやすい。所々、自転車専用の道もあったりした。

緩やかな登りだが気持ちよく進んで行く。道路が広くてほとんどストレスなく走れる。

15kmほど走って、マーケットが立ち並んでいる分岐に着いた。このまま道なりに進めば舗装路が続くのだが、それでは面白くないので、右に曲がって未舗装路へ向かう。

その前に食堂があったので、昼ごはんを食べることにした。(この先は食堂がなさそうなので、食べられる時に食べるのが鉄則)

まだ胃がモンゴルに慣れていないのか、あっさりした物が食べたい気分。

この中からあっさりしてそうな肉うどんを注文。

麺の下からたくさん肉が出てくる

肉の量がすごくて、全然あっさりしていなかったが、美味しかった。完食。

 

分岐を右に曲がって進むと別荘地になった。交通量も少ないし、自転車専用の道もあった。この辺りはとても静かで生活感を感じない。なんか寂しい雰囲気が漂っている。

コテージのような家はたくさんあるが、人が全然いない。

静かな別荘地

未舗装区間へ

別荘地を進み、目印となる売店に到着した。このお店の前から未舗装路に入って行く。

起点になる売店

まずは砂利道の登りが続いた。

途中、急な登りやガレた場所があったりした。

オボーは山頂や峠にあることが多い

オボー(ケルン・標柱)が見えて来たので、やっと登りが終わった。

開けた場所に出た!気持ち良い

と思ったらまた登り。

登りが終わって、また下って登る。

こっちのオボーで登りは終わり。

登りの最後で両足の太ももが攣った。ふくらはぎが攣ることは今まで何度もあったが、太ももが攣ったのは始めて。自転車に乗ったまま倒れそうになったが、何とかこらえて自転車からおりた。しばらく休憩。

 

この先は長い緩やかな下りが続いた。放牧地で牛や羊やヤギが至る所にいる。

地面も大きな凸凹もなく、めちゃくちゃ走りやすくて最高!

ずっと下りなので、いつまでも走っていたい。楽し過ぎる!

最後は、牧場の番犬2匹にめちゃくちゃ吠えられながら(怖かった)、舗装路に出た。

舗装路に出ると、舗装路のありがたさを再認識する。まるで魔法にかかったようにスイスイ進む。

ウランバートル市を抜けてトゥブ県に入った。このトゥブ県はウランバートル市を囲むようにしてあるので、ウランバートルから東西南北どこに行っても、まずはトゥブ県に入る。

 

Batsumberに到着

ウランバートルで食料は買ってあるので、Batsumberの商店で水だけ買って、もう少し先に進んでテントを張ることにした。

Batsumbarを抜けると、舗装路はなくなり広い砂利道になった。

砂利道なのに車の行き来が多くて、車が通るたびに砂ぼこりを全身に浴びて辛い。まだあたりは明るいが、もう18時なので、そろそろテント場を見つけなくては。

しばらく進み、丘の中腹あたりに平なスペースがあったので、そこにテントを張った。

テントを張り終えたら、すぐに米を炊き始める。

ゴロっとした肉が入っている缶詰のような感じかと思ったら、中身がひき肉と米みたいな食べ物(料理)だった。

米の上に米料理をのせたので、ボリュームがとんでもないことになってしまった。その中にカレールー(日本製)と水を足して、温めて完成。

カレー味にすればなんだって美味しい。腹一杯になった。

日が暮れてからも、砂利道なのに交通量があって車のエンジン音がうるさかった。もう少し、砂利道から離れれば良かったかな。こうして初日が終わった。

 

 

以上、vol.3へ続く。

 

【モンゴル】ウランバートルから北へ 自転車旅 vol.1

4回目のモンゴルへ

今回でモンゴル自転車旅も4回目だ。

1回目はウランバートルから南へ進みゴビ砂漠に行った。2回目は東へ進みフブスグル湖に行った。3回目は西側を回ってみた。そして、4回目はまだ行ったことがない北側へ行ってみようと思う。

ざっくりしたルートはウランバートルから北へ進み、ロシア国境に近いスフバートルの町まで行って帰って来ようと思う。距離は往復で800kmぐらいで、期間は8/20からの約2週間になる。

出発前の準備

今回もMIATモンゴル航空で成田からウランバートルへ行く。飛行機に預けられる荷物が23kg。自転車も規定の大きさ(50cm x90cmx200cm)に収めて、重さが23kg以内であれば追加料金は取られない。あと、自転車はダンボールなど梱包する必要がある。

自転車を分解し、隙間にキャンプ道具(寝袋やクッカー)、ヘルメットなどを押し込んだ。それらを輪行袋に入れ、ダンボールで梱包した。

その他の荷物は機内に持ち込むことにした。機内に持ち込める荷物は8kgで、カメラやドローン、テント、着替え、薬などをボストンバッグに入れた。

いつも通り、成田エクスプレスで成田空港へ行く

この大荷物を1人で担いで、駅まで行くのが一番大変だった。出発当日の8/20はめちゃくちゃ暑くて、駅に着くまでに大汗をかいた。ちょっとフラフラしながら、新宿駅から成田エクスプレスに乗った。乗ってしまえば、本当に快適。涼しい。ありがたい。

 

成田空港に到着

自転車を入れたダンボールの強度が、やっぱり弱そうだったので、空港でラッピング(2500円)してもらった。

事前にオンラインでチェックインを済ませていたが、自転車を預けるためにチェックインカウンターへ行く。カウンターは空いていた。カウンターでは「タイヤの空気は抜いてあるか?」と聞かれ、「はい、抜きました」と答えた。その後、サイズを測って無事に預けることができた。今までで一番スムーズだった。ちなみに、預け荷物の自転車が22kg、機内持ち込みのボストンバッグが7.3kgだった。今回、初めて追加料金を支払わずに済んだ。

いつもなら、仕事が終わらず、ノートパソコンを持って行くことになるんだけど、今回は出発前に仕事を全て終らせて来たので、ノートパソコンは持って行かなくて済んだのが大きかった。

 

自転車を預けてしまえば、あとは飛行機に乗るだけなので一安心。

成田空港でTOKYO豚骨BASEの豚骨ラーメン

ちょうど、お昼時だったのでラーメンを食べた。ラーメン美味しかった。ここまで順調だったが、肝心の飛行機が何のトラブルだかわからないが、予定よりも1時間遅れて、やっと出発。

機内食も美味しい

機内食を食べた後は、スマホで映画を見てたら、ウランバートルに着いた。

 

チンギスハーン国際空港到着

1時間遅れて成田を出発したので、1時間遅れでウランバートルのチンギスハーン国際空港に到着した。

荷物レーンに行くと、すぐに自分の自転車が入ったダンボールが流れて来た。いつもはレーンではなく、レーンの荷物が全て流れ終わった後に、別で係員が自転車を持ってやって来る感じだったので、今回はかなり早い。自転車のフォークを抜いてコンパクトにしたのが良かったのかも。

レーンから自転車をピックアップしていると、レーンの奥で老人が倒れているのが見えた。最初は何が起きているのか、よくわからなかった。周りの人もそんな感じだった。すぐに、大変なことが目の前で起きていると、みんなが気づき始め騒然となった。倒れた老人は体を硬直させ、痙攣していた。こんな時に自分は何をすれば良いのかわからず、何も行動できなかった・・・。

倒れた老人の近くにいたモンゴル人の男性が老人を抱えて体を揺すったり、声をかけたりしていたが、老人は硬直したままで反応しない。しばらくして、係員が来て慌ててどこかに連絡しに行った。

結局、自分は何もできずにその場を離れて外へ出ることにした。自分がとても薄情な人間のように思えた。外にお迎えをお願いしているタクシードライバーが待っているだろうし、飛行機の到着が1時間も遅れたので早く出た方が良いと思った。

 

ウランバートル市内へ

20時過ぎ、空港の外に出ると、空は暗くなり始めていた。

タクシーでいつもの宿(ダニスタ)に向かった。ドライバーさんが女性で、なんか見た事あるなあと思って、自分のブログを見返してみると、2年前にモンゴルに来た時と、同じドライバーさんだった。

2年前の写真:同じドライバーさんだった。2年前はフォーク抜いてないから荷物がデカいな

ドライバーさんに自分のブログの写真を見せると、私だと言って驚いていた。本当にすごい偶然だった。

 

ウランバートル到着

道が混んでいて、ダニスタに到着したのが21時半過ぎ。お腹がすいたので、NOMINデパート(State Department Store)の前の24時間やっている「Khaan Buuz」というファミレスみたいな食堂で、モンゴル飯を食べた。

モンゴルに来たことを実感する

食後、NOMINデパートのスーパーで、明日からの自転車旅行の食糧などを買いたかったが、22時過ぎていて、閉店してそうだったので、ダニスタの近くのMマートで食糧などを買った。今回は米と日本のカレールーを買ってみた。

 

宿に戻って、自転車を組み立てた。今回はシングルルームが空いてなくて、ダブルルームだったので、部屋が広くて自転車を組み立てやすかった。

0時過ぎ、ある程度自転車を組み立て終わったので、シャワーを浴びてすぐに寝た。

 

 

以上、vol.2へ続く。

 

【ベトナム】メコンデルタ自転車ツーリング vol.6

5日目 ラスト、ホーチミンへ

昨日は20時に寝てしまい、6時前に起きた。心配していた熱は出なかったが、体はダルくて体調は良くない感じ。でも、昨日頑張ったことで、今日は70kmでゴールのホーチミンに着く。あと少しなので、頑張って走ろうと思う。

宿のオーナーからパスポートを返してもらいたいのにフロントには、誰もいない。仕方がないので、自転車に荷物を積んでしばらく待っていると、2階からオーナーが降りてきた。パスポートを返してもらい、6:40に出発した。

今日は曇り空で涼しい。(朝だから気温が低いのもあるけど)

1時間ほど走ったところで、屋台のような食堂があったので、朝ごはんを食べることにした。

いろんな部位の肉がたくさん入ったフォーを注文した。

肉は食べ応えがあって美味しかった。

しばらく、走っていると気持ちが悪くなってきた。やっぱり、今日は体調が悪い。少し休んで胃薬を飲んだ。胃薬を飲んで気持ち悪いのはおさまったが、無理せずにゆっくりと走ることにした。

ホーチミンに近づいてきたせいか、今まであまり見なかった大型のトラックがたくさん走ってきて、走りづらい。(写真にはトラックは写ってないけど・・・)

変わった家

気付くと、道路はトラックやバイクで大渋滞になっていた。もう、ホーチミンは近い。アイスコーヒーの値段も高くなっていた。

高いアイスコーヒーを飲んで一休みして、走り出すと前タイヤに違和感を感じた。止まって前タイヤを確認すると、明らかに空気が抜けていた。

タイヤはペコペコになっているわけではなかったが、明らかに空気が抜けてしまっている。スローパンクだ。

とりあえず、携帯ポンプで空気を入れてみると、しっかりと空気は入った。少しは走れそうだ。あと13kmで今日予約しているホーチミンのホテルに着くので、行ってしまおう。

バイクの大群の流れにのって、12時にホーチミンに到着。あっけなくゴール!

前タイヤはやはり空気が少し抜けていたが、大丈夫だった。体調が悪かったので夕方までホテルで寝ていた。それから、帰国準備に取りかかった。

ホテルの前に広いスペースがあったので、そこで自転車を分解して、輪行袋に入れた。やはり前タイヤは空気が抜けてペコペコになっていた。パンクは日本に帰ってから直すことにした。

あとは、自転車を入れる大きなダンボール(到着した時に空港で捨ててしまったので)が必要だが、それは明日探すことにした。

翌日(最終日)

朝8時半ごろホテルの近くにあるペンタイン市場に大きなダンボールがないか行ってみた。市場の中で衣類を売っている店の店先に自転車を入れるのに、ちょうど良い大きさのダンボールがあった。すぐに見つかって「ラッキー!」と思ったが、お店の人がそのダンボールを使うみたいで、もらうことができなかった。

市場の近くにゴミ収集している人がダンボールを集めていたので、もらえないか聞いてみたが、お金を請求された。ゴミにお金を払うのは嫌だったので諦めた。

他にも同じようにごみ収集している人にダンボールもらえないかと聞いてみると、普通にお金を請求される。これはお金が必要なんだと感じた。仕方がないので10000ドン(60円)を支払って、ダンボールを数枚いただいた。10000ドンでは少ないよって顔をしていたが、勘弁してくれた。

大きいダンボールはなかったので、つぎはぎでパッキングした。

まあ、何とか形になった。ここまで準備できればもう大丈夫だ。Grabでタクシー(大きめ)を呼んで空港まで行った。帰りも追加料金などはなく、無事に帰国することができた。

 

以上、ベトナム・メコンデルタ自転車ツーリングでした。最後まで読んでいただきありがとうございました!









【ベトナム】メコンデルタ自転車ツーリング vol.5

4日目、ホーチミンへ向けて

昨晩はホテルの中に自転車を置かせてもらえた。ベトナムはバイクで移動する人が多いので、ホテルの中にバイクや自転車を置くスペースがあって本当に助かる。

 

6:40に出発。

今日からホーチミンへ向けて走る。ホーチミンまでの距離は約200km。2日で走れれば良いので、1日100km走れれば問題はない。

今日は水田地帯を走るルートで大きい町はない。なので、ホテルの予約サイト(booking.com)にはルート上にホテルはなかった。GoogleMapには、いくつかホテルがのっていたので、行ってみて泊まれるか?確認する予定。

今日一番の難関は、30km先にある大きな川をフェリーで渡れるか?

フェリー乗り場のGoogleMapの口コミを見ると、チップやお金を請求されたり、2時間半も待たされたりと悪い口コミが目立っていて不安だ。しかも、そこをフェリーで渡れないと辺りに橋はなく、だいぶ川を下って行かないと渡れそうな場所がないので非常に困る。

まあ、とりあえず、30km先のフェリー乗り場まで行ってみよう。

チャウドックの町を出ると、すぐに大きな川があったが、ここには大きな橋があり問題なく川を渡ることができた。

川を越えると水田が広がっていた。

とてものどかな雰囲気。小さな村がいくつかあり、学校へ行く子供たちが「ハロー!」と元気よく声をかけてくれた。

20km以上走り、フェリー乗り場に近づいたところで、お腹が空いてきたので朝ごはんを食べることにした。

鍋に美味しいそうな赤系のスープが見えた。ここの食堂で食べることにした。

見たことがない野菜や東南アジアでたまに見る血を固めたヤツや何かのペーストなど普通のフォーでは見なれない具材が入っていた。食べる前からワクワクした。

実際、食べてみると、ピリ辛でめちゃくちゃ美味しかった。これは大当たりだった!

最初の難関フェリー乗り場に到着

フェリー乗り場に着くと、ちょうどフェリーが出発するところだった。自分より後から来たバイクは動き出したフェリーに強引に乗り込んで行ったが、自分は乗ることができなかった。やばい、本当に2時間半も待つことになるのかな・・・。

フェリーのチケット(4000ドン)を買って、トイレに行って戻って来るともう次のフェリーがやって来た。ちなみにトイレの使用料も4000ドンだった。日本円にして23円だ。そう考えると、フェリー代はめちゃくちゃ安い。

甘いものが食べたくて、フェリー乗り場にパンケーキが売っていたので買った。こちらは5枚で10000ドン(60円)。

フェリーに乗り込んだ。どんどん乗り込んできてあっという間に満員に。

フェリーのパワー不足で、黒煙を上げながら唸っているが、全然動かない。結局、自力では動かず、次に来たフェリーに引っ張ってもらって何とか動き出した。

一旦、動き出せば順調に進んだ。先ほど買ったパンケーキを食べながらのクルーズ。気持ちが良い。パーンケーキが美味しくて、5枚全部食べてしまった。ちょうど、食べ終わった頃に対岸に到着。

 

本日の第2ラウンド

ここから第2ラウンド。今日一番の難関は突破したので、あとはひたすら走るだけだ。気が遠くなるけど、ここから100kmぐらい走ることになる。

暑くなってきた。

1時間ほど走ると町があった。暑すぎて、日陰でちょっと休憩。

トイレに行きたくなったので、若い女の子しか行かないようなタピオカ屋さんに入って大をさせてもらう。(助かった)

タピオカドリンクも飲んだ。スッキリして再出発。

水田地帯を進む。

水田を眺められる雰囲気良さそうなカフェがあったが、さっきタピオカドリンクを飲んだのスルー。

道路の脇に魚の干物がずらっと並んでいる。

こんだけ川が多いので魚がたくさんとれるんだろうな。

小さな町に着いたのでお昼ご飯を食べることにした。

安定のCOM TAM(コムタム)。

てっきり、豚肉ライスだと思っていたら、コムタムはbroken raice 割れ米という意味らしい。

通りで小さい米でボロボロこぼれて食べづらいと思っていた。でも、美味しいので何の問題もない。食後に冷たい飲み物が飲みたくて、他の客が飲んでいた冷たいお茶を注文した。

ジャスミンティーに練乳とザラメが入っていて、とても美味しい!これは日本に帰っても飲みたい!

 

お昼ごはんを食べ終えたので、とても暑いけど頑張って走ります。

しばらく走っていると頭が痛くなってきたので、頭痛薬を飲んだ。なんか急に疲れてきた。暑さにやられたかな。

 

なんとか115kmほど走ったところで、GoogleMapにのっていたホテルがあったので行ってみたが、やっていなかった。仕方がないのでもう20km先にあるホテルを目指すことにした。

全然、力が出ない。

夕方になって来て、少し涼しくなってきた。

何とか、17時ごろに宿がある小さな町に到着した。

今日は130kmぐらい走った。ゴールのホーチミンまではあと70kmほどだ。今日頑張ったので明日は少し楽できる。

宿はベトナムで初めてパスポートを預けるタイプの宿だった。パスポートを預けるの嫌だけど仕方がない。

ベッドカバーはドラえもん

夜ご飯を食べに宿の外に出るが、店はやっていなく、近くに食べるところがなかった。

夕焼けがキレイ(宿の前にて)

宿のオーナーに食事できるところを教えてもらい、自転車で少し離れた所までご飯を食べに出かけた。
お店が数軒あるエリアまで行き、適当な食堂で、豚の角煮1個と煮卵、それと大量のごはんを食べた。

ご飯を食べていると、後から野菜たっぷりの酸っぱいスープを持ってきてくれた。おかずが少な過ぎて心配だったが、スープと米を大量に食べてお腹一杯になった。

 

帰り道、満月がキレイ。

夜は涼しくて、自転車で走っていると最高に気持ちが良い。

今日は疲れたので、宿に戻ってすぐに横になった。気付くと体が熱くなっていた。日焼けしてほてっているのか?それとも熱が出たのか?

熱だったら嫌だな。明日、動けなくなったらどうしよう・・・と考えていたら、いつの間にか寝ていた。

どらえもんがGUCCIのカバン

以上、vol.6へ続く。

 

【ベトナム】メコンデルタ自転車ツーリング vol.4

3日目はカンボジア国境近くの町チャウドックへ

今日は60kmほど先にあるチャウドックという町まで行く。

距離はこの旅で一番短いので、ゆっくり寝ていてもいいんだけど、昨日も21時ごろには寝てしまっていたので、6時前に目が覚めてしまった。

6時半、辺りが明るくなり始めてきたので外に出た。ホテルの前のバインミー屋さんがすでにやっていたので、バインミーを2つ買った。

一つは朝ごはん用で、もう一つは休憩の時にでも食べようと思う。

バインミーは店によって多少味が違うが、どこで食べても安くて美味しいのでありがたい。結局、美味しくて2つ食べてしまった。

 

その後はやることがなく、7:20には出発。

バインミーを2つ食べたせいで、お腹が張ってしまって痛い。いつもだったら、20〜30km走ってから朝ごはんにしていたので、調子が狂った。さらに、体が重く感じてしんどい。疲れが出てきたのかな。しばらくは無理せず、ゆっくり進んだ。

1時間ぐらい、のんびり走っていると次第に体が動き出して、いつものように走れるようになった。体が動くようになったら、お腹も空いてきて、本日2回目の朝ごはんを食べることにした。

PHO(フォー)と書かれた食堂を発見。フォーを食べようかと思ったが、カオマンガイ(蒸した鶏肉とご飯)みたいな料理があったので注文した。

店のおばちゃんんが小鉢に岩塩を入れ、そこにライムをたっぷりと絞ってくれた。それを鶏肉につけて食べると、驚くほど美味しかった。これは日本に戻ったらやってみようと思う。

 

その後、水路沿いの道を進んだ。だんだんと暑くなってきた。

特に今日は暑く感じる。そんなに走ってはいないのに疲れた。なんか暑さにやられていつもの調子が出ない。熱射病にならないように、こまめに休憩しながら進んだ。

あと、今回はドロップハンドルではないので、前傾姿勢が取れず、お尻がめちゃくちゃ痛くなった。やっぱり、長距離を走るならドロップハンドルの方が前傾姿勢が取れて良いかな。

 

チャウドックに到着

なんだかんだ不調ではあったが、チャウドックに到着。想像していたよりも大きな町だった。今日泊まるホテルは、チャウドックの町から8kmほど西へ行ったサム山という観光地(ロープウェイで頂上に行ける)へ行く道の途中にある。まだ11時なので、チャウドックの町にあったカフェで休憩してからホテルに向かうことにした。

激甘なものが飲みたくて、クリームたっぷりのアイスコーヒーを注文。生き返った。

 

12時になったので、予約していたホテルに行き、シャワーがてらに洗濯を済ませてベッドで休んでいたら、1時間ぐらい寝てしまっていた。

 

15時ごろ、お腹も空いてきたので外に出る。サム山へ続く一本道の途中に屋台があったのでそこで食事することにした。

よくわからないヌードルを食べた。

タコ、白身魚、ちょっと孵化している卵(初めて食べた)が入っている麺だった。あと、店主が勧めてきた何の魚かわからないが魚の頭の煮付けも食べた。

魚の頭は、見た目がグロテスクで骨も多くて食べづらかったが、脂がのっていて美味しかった。でも、味付けは微妙な感じ。辛そうに見えて(カレー風の味ではなかった)、全然辛くはなく、少し甘みがある味。お腹が空いていたので、残さず全部食べれたけど。

 

お腹いっぱいになったら元気になってきたので、サム山に登ってみることにした。サム山は自転車でも登れそうだが、せっかくなのでロープウェイで行くことにした。

ロープウェイ乗り場はハリボテのような建物で誰もいない。

係員も暇すぎて寝ていた。

それでも、ロープウェイに乗ると、景色が素晴らしくてテンションが上がった。

ロープウェイでサム山の頂上にやって来た。頂上にはお寺や売店などがあった。

なんか、人のいない小さな江ノ島のような雰囲気。

チャウドックの町が見える

満月も見えた

夕日を見に別の場所へ移動した。

夕日の向こう側がカンボジアかな?

ここからカンボジア国境までは3kmぐらいなので、向こうに見えるのが多分カンボジアなんだろう。

夕日も沈んだので戻ることにした。ロープウェイの往復券を買ったので、ロープウェイに乗って戻る。

帰りのロープウェイからの眺め。満月がキレイに見えた。

お腹も空いたので、夜ご飯を食べに自転車で8km先のチャウドッグの町へ行くことにした。

夜風が涼しくて、自転車で走るのが気持ちいい。

チャウドックの町に到着。

適当な屋台で夜ご飯を食べる。

定番の豚肉ライスに、今回は卵も追加でのせてもらった。

食後は、チャウドックの町を自転車で走り回った。涼しくて夜風が気持ちが良くて自転車にのっているだけで楽しい気分になった。

公園の前でチェ(ベトナム風のあんみつ・スイーツ)の屋台を見つけたので、ホテルに戻る前に食べていくことにした。

適当に注文したので、中身はよくわからなかった(海藻みたいなものも入っていた)が冷たくて甘くて美味しかった。

無性に、自転車で全速力で走りたい気分になったので、思いっきりペダルを漕いで、横を走るバイクのスピードに負けないぐらいの速さで走った。なんだか、とても気持ちの良い夜だと思った。


以上、vol.5へ続く。