はぐれハラダーソン

自転車旅ブログ

【モンゴル】ウランバートル→フブスグル湖 自転車旅 vol.12

【ハトガル → ムルン】

ハトガルからムルンへ戻り、ムルンからウランバートルへはバス輪行で戻る事にした。バスのチケットはMSゲストハウスのマネジャーにインターネットで取ってもらった。料金は2400円ぐらい。ネットでの支払いがモンゴル人のみが決済できるシステムになっているみたいで、外国人はネットから買うことができないみたい。(後から聞いた話)この時期(8月下旬)はモンゴル人も夏休みでバスはだいたい満席になるみたいなので、ネットで先にチケットが購入できたのは本当に良かった。

MSゲストハウスを出る時に、スタッフのみんなから別れの挨拶をされた。本当にMSゲストハウスにはお世話になった。ありがとう。

ハトガルを昼頃に出たが、追い風だったのもあって、あっという間に100km走り、夕方にはムルンに到着した。ハトガルで出会った京大のサイクリング部の5人組とムルンでも再会したので、夜ご飯を一緒に食べた。彼らの話はとても面白くて興味深かった。色々と貴重な情報を教えてもらえて本当に良かった。

深夜バス輪行【ムルン → ウランバートル

ムルンのホテルに宿泊して、日本に帰る準備をした。汚れた自転車を軽く清掃してから分解した。フォークも抜いたので、行きよりもだいぶコンパクトになった。

コンパクトにはなったが重さは変わらないので重い。行きと同じく22kgぐらい。全ての荷物を担いで、ムルンのバスターミナルへ向かった。

ムルンのバスターミナルに19時半前に到着。バスはムルンを20時に出発して、朝の8時に到着する予定。MSゲストハウスでチケットを印刷してくれていたので、それを見せて自分が乗るバスを教えてもらった。

自転車はバスの下の荷物置き場に入れてもらう。追加料金で10000tg(約400円)を支払った。現地の人でも荷物の多い人は追加料金を支払っていたので、旅行者だけではないようだった。ただ、バスのスタッフたちは横柄で無愛想。さらに荷物の扱いも雑。追加料金もただ「マネ!マネー!」というだけでいくら払えば良いのかもわからなかった。

20時の出発前になると、バスにどんどん人が乗って来て満席になった。座席は小さめで、自分の隣には太めの若い男性が座って来たので終始窮屈だった。

ムルンからボルガンまでは自転車で走ってきた道と一緒なので、窓の外の風景を見ながら、あの場所でキャンプしたとか、あそこの食堂で食事したとか思い返していた。

バスは2時間ほど走って、ご飯休憩になった。お腹は全然空いていなかったので、トイレだけ行って、何も食べなかった。ちなみに、ここはムルンへ向かう途中に、ご飯をテイクアウトしてもらったレストランだっだ。

30分ほど、休憩して再出発。もうあたりは真っ暗。隣の太った若い男性が眠って、自分の肩に寄りかかって来て辛かった。なかなか眠れなかったので、音楽を聴きながらボルガンまでの道のりを思い出していた。

ボルガンの町を越え、モンゴル第二の都市エルデネトを少し過ぎた辺りのガソリンスタンドで15分ほどのトイレ休憩があった。時刻は夜中の3時ごろ。

その後はバスの中で2時間ほど寝れた。

薄っらと空が明るくなって来た。気がつくと高速道路を走っていた。7時ぐらいになると、朝日が窓を突き刺し、車内は眩しくなった。そして、8時20分ぐらいにウランバートルドラゴンバスターミナル)に到着した。

 

【memo】

ムルン → ウランバートル

・タクシーが16000円らしい

・バスが2400円 自転車の追加料金が400円

所要時間はバスで12時間ぐらい

ウランバートル → チンギスハーン国際空港】

ウランバートルの定宿ダニスタへ行くと、新たな自転車旅行者たちが出発の準備をしていた。

なぜか、とても嬉しくなって、めちゃくちゃな英語で話しかけてしまった。相手はすごく困った表情をしていた。多分、旅を終えて興奮していたんだと思う。

少し時間があったので、ハトガルで出会った京大サイクリング部の方に教えてもらったウランバートルにある自転車「Shoo bike store」に行ってみる事にした。

なんでも、ここのオーナーは腕が良くて日本語が話せて、リアホイールを1万円で組んでくれたらしい。

行ってみると、お店は休みだった。残念。

近くにウランバートル最大の青空市場ナラントゥール・ザハ(市場)があったので寄ってみた。

広すぎて、どこに何があるかよくわからないが、自転車が数件あった。

パーツ類も多少売っていた。

この日はサンダルで歩き回り過ぎて、足の裏が痛くなった。

宿に戻ってスマホを確認したら、35,566歩も歩いていた。

帰国

帰国する日。

自転車が入った輪行袋の上からダンボールを被せ、テープでぐるぐる巻きにして固定した。空港では超過料金を支払うだけで、特にトラブルはなく自転車を預けることができた。一安心して飛行機に乗り込んだ。

あっという間に成田空港に到着。荷物の超過料金はかかってしまうが、直行便はやっぱり早くて便利。

成田空港でダんボールから自転車の入った輪行袋を出した。輪行袋の方がストラップがあるので運びやすい。ダンボールのゴミは空港の係の方が捨ててくれた。

以上、モンゴル自転車旅行でした。

最後まで読んでくれてありがとうございました!