はぐれハラダーソン

自転車旅ブログ

【沖縄】宮古島家族旅行 海、ときどき自転車

家族で宮古島

GWが明けた5月中旬。

昨年生まれた赤ん坊と妻の家族3人で宮古島へ行って来た。宮古島のリゾートホテルがどこも高くて泊まれず、比較的安いアパートタイプのホテルや民宿に泊まることにした。滞在期間は2週間と家族旅行にしては長め。

今回は自分だけ、自転車を持って行くことにした。期間が長いので、空いている時間を見つけて、宮古島を自転車で走り回る予定。あとは、もちろん海でのシュノーケリング。とはいえ、赤ん坊もいるし、のんびり過ごすのが今回の旅行の目的だ。

成田空港からみやこ下地空港

出発当日、朝4時前に起きて始発電車に乗り、成田空港へ向かった。赤ん坊を乗せたベビーカーと自転車が入った輪行袋があると流石に大荷物だが、始発なので人が少なくて助かった。

飛行機はLCCジェットスターで成田空港からみやこ下地空港への直行便に乗る。飛行機輪行は何度もしているが、LCCでの飛行機輪行は今回が初めて。持ってきた自転車は丸石エンペラー(ランドナー)で、この自転車はフォークを抜くことができる。フォークを抜くことで1辺の長さを1m以内に抑えることができて、15kgの預け荷物の料金だけで、自転車の追加料金はかからなかった。輪行袋の1辺が1mを超えると、追加料金が2000円ぐらいかかるみたいなので良かった。

自転車を預ける際に初めて、タイヤの空気をペコペコになるまで全て抜いてくれと言われた。いつもは口頭で「タイヤの空気抜いてますか?」と言われて「はい」で済んでいたが、受付カウンターの方が新人に教えていたのもあって、口頭だけでなく、実際に輪行袋を開けてタイヤの空気を目の前で全部抜くことになってしまった。通常より1〜2bar抜いておけば問題ないと思うけど、ルールなので仕方がないので、タイヤの空気を全て抜いた。

みやこ下地空港に到着

思っていたよりも蒸し暑くない。カラッとした気持ちの良い感じ。地元の人が言っていたが、沖縄本島よりも宮古島の方が涼しいらしい。確かに同じ時期に沖縄本島にも行ったことがあるが、もっと蒸し暑かった記憶がある。

妻と赤ん坊はバスで宿がある宮古市内へ移動。自分は急いで自転車を組み立てる。成田空港でタイヤの空気を全部抜いてしまっていたので、急いで空気を入れるが、小さな携帯エアポンプしか持って来ていなかったので、空気を入れるのがものすごく大変。いくらポンピングしても全然空気が入らない。やばい、空気入れるだけで1時間ぐらいかかりそう・・・。

すぐに、この小さなエアポンプで空気を入れるのは無理だと諦めて、空港内にあったレンタル自転車屋さんに空気入れを貸してもらおうと思い、空港内の建物の中へ入ると、空港のインフォメーションに「空気入れ・工具の貸し出し」と看板に書かれているのを見つける。これはラッキー!早速、空気入れをお借りして、空気を入れる。一瞬で空気が入る。急いで宮古島市内へ向かう。

宮古島トライアスロンが有名らしく、みやこ下地空港には自転車スタンドなどの設備があった。

自転車で伊良部大橋を渡る

みやこ下地空港は下地島にある。下地島伊良部島にくっついているような感じなので、自転車で走っていても気が付かない間に伊良部島に入っている。

伊良部島から宮古島へ行くには、2015年にできた伊良部大橋を渡って行く。橋の全長は約3.5kmもあり、実際に見るとその長さと大きさに驚く。

エメラルドグリーンの海を渡って行く。

車の交通量はまあまああるが、路肩も広いので自転車でも安心して走れる。

橋の一番高い地点からは宮古市内が見える。風が強いのと、結構な高度感があるので少し怖い。

伊良部大橋を渡り切ると、すぐに宮古市内に入る。

宮古市内中心部から近いパイナガマビーチで、チェックインの時間までまったりと過ごす。ここはあまり泳いでいる人はいない。公園的なビーチだが、のんびりするには気持ちの良いところだった。

東洋一のビーチ 与那覇前浜

日が変わり、東洋一のビーチと言われている与那覇前浜へ行く。白砂の海岸が7kmも続いていて、透明度の高いとても綺麗なビーチ。

宮古市内からは自転車で30分ほどで到着した。妻と赤ん坊は後からバスでやって来た。

白い砂浜と青い海が広がっている。平日なのもあるが、人も予想していたよりも多くなくて良かった。

旅行支援のクーポンで買って来たハンバーガーをビーチで食べる。めちゃくちゃ美味しかった。

目の前に見える島は来間島。左側に見える橋は来間大橋。

海水の温度もちょうど良く、泳いでいて気持ち良かった。

珊瑚はないので、魚は少なめだった。

自転車で池間島

別の日、この日は一人で自転車で池間島に行ってシュノーケリングをした。宮古市内から池間島まで片道約18km。

サトウキビ畑が広がる一本道を自転車で走る。気持ちの良い道。

池間島へ行く手前の小さな橋からマングローブが見えた。

池間島が近付くと海の色もより青くなって来た。

池間島へと繋がる池間大橋

真っ青な海。

池間島を渡ってすぐに展望台みたいな休憩所がある。

そこで、売っている紅芋もちとカボチャのサーターアンダギー。地元の人がおすすめしていたので、食べてみた。

紅芋もちは胡麻団子みたいで甘くて美味しい。サーターアンダギーはホクホクしていて、こちらのとても美味しかった。

池間島のシュノケールスポットのフナスクビーチへ。

入り口が分かりずらいが、駐車場の脇の小道を入ると海が見える。

とても小さいが綺麗なビーチ。海を見に来る人は数人ほどいたが、泳いでいる人は誰もいない。貸切状態。

早速、海に入る。自転車で熱しられた体が冷えて気持ち良い。

海の中は魚もいっぱいいる。

新城海岸のウミガメ

また別の日、今度は宮古島の東の端にあるウミガメで有名な新城海岸へ行った。新城と書いて「アラグスク」と読む。この辺りは畑が広がり宮古島でも田舎なエリア。滞在していた民宿からは自転車で30分ぐらい。

大通りから坂を下って行くと目の前にキレイな海が広がる。

坂を下り新城海岸に到着。

ビーチに入ると、ビーチパラソルが広がるエリアがある。ここには珊瑚があって魚がたくさんいる。ここもシュノーケリングするには最高なんだが、左側へ進む。

左側の海は珊瑚がなく白砂地で、そこに生えた海藻をウミガメ食べに来る。遠浅なので満潮の時間にウミガメが見れると地元の方に教えてもらった。

満潮前の時間だったが、海に入るとすぐにウミガメに出会えた。

人に驚くことなく、優雅に泳いでいるウミガメ。この日はこの場所で2匹のウミガメを見ることができた。

別の日に、また新城海岸に来て泳いだ時も自分は2匹のウミガメを見ることができた。妻は4匹のウミガメを見たと言っていた。

お世話になった民宿の前。

 

ブーゲンビリアがとてもキレイだった。

レンタカーを借りる

やっぱり、赤ん坊がいると車があった方が良いですね。ということで最後にレンタカーを借りてドライブすることにした。

車だとあっという間に島一周できる。池間島来間島伊良部島下地島と車で行ける島も一通り行って大満足。

途中で食べた「島とうふ 春おばぁ食堂」が美味しかった。

というわけであっという間の2週間だった。

 

以上、宮古島家族旅行でした。