はぐれハラダーソン

自転車旅ブログ

【モンゴル】ウランバートル→フブスグル湖 自転車旅 vol.5

ボルガンへ

ウランバートルを出発してテントで3泊した。最初の目的地であるボルガン(町)までは後20kmほど。ボルガンに着いたらホテルに泊まり疲れた体を休ませる予定だ。

ボルガンに早く着いてもホテルにチェックインできないので、朝はゆっくり出発する。

疲労が溜まってきていて足が重たい。相変わらず右目が腫れていてシャッキとしない。いきなりの登り坂をうんざりしながら登った。

坂を登り終えると多分〈ボルガン〉と書かれたオブジェが建っていた。そこを越えるとボルガンの町が見えてきた。ボルガンの町までは下り坂。

10時前にボルガンに到着してしまった。まだホテルにチャックインするには早いので、街中をのんびり走る。

 

歩道の傍に生えていた雑草に手が触れると、ものすごい痺れを伴った痛みが走った。まるでクラゲに刺されてみたいに痛い!なんだ、これは!?

上の写真の植物に触れると、クラゲに刺されたみたいに激痛が走った。しばらくすると、手が腫れてきた。手が日焼けしているのもあるが、それでもかなりの痛みだった。この植物は一体何なんだろう?かなり危険だ。

ボルガンホテルにチェックイン

ボルガンはメイン道路沿いにスーパーなどのお店が少しあるが、他は何もないとても小さな町だ。街中をのんびりサイクリングしていると、昨日のテント場であった遊牧民のおじさんに偶然出会った。おじさんは車で散髪屋に髪を切りに来ていた。

行くところもないので、早めの昼ご飯を食べる事にした。ちょっと高そうだが、美味しそうなレストランがあったので入ってみる事にした。

モンゴル料理の定番、ツォイワン(肉焼きうどん)を注文した。

味付けがしっかりしていて、他の店のツォイワンより美味しかった。

その後、ボルガンホテルにチェックインした。

古いホテルだが、落ち着いた雰囲気が良かった。自転車もホテル内の倉庫みたいな部屋に置かせてくれた。ありがたい。

部屋代は割と高かった。15番の部屋(100.000tg)に泊まった。一泊4000円ぐらい。ダブルベッドにバストイレ付きの部屋。

部屋に入り、さっそく3日ぶりのシャワーを浴びた。全身、汗と汚れまみれだ。体をよく洗って、洗面器で服を洗濯した。服からびっくりするぐらい真っ黒な泥水が出てきた。。。

一通り洗い終えると、ドッと疲れが出てベッドで休んでいたら、いつの間にか眠ってしまった。

第1ステージ終了

ウランバートルからボルガンまでの第1ステージが無事に終了した。足慣らしのつもりだったが、200kmの未舗装路と暑さ、さらに水不足で想像以上にキツいステージだった。でも、無事に走れたことは良かった。

出発当初は荷物のパッキングがしっくり来てなかったが、だいぶ良い感じにパッキングできるようになった。

自転車のチェックもする。未舗装路でフロントラックのネジがぶっ飛んだが、その後は大丈夫だった。

だが、フロントラックに載せている荷物が重いのか、天板を支えるステーが曲がっていた。ステーが曲がったことで天板は割と水平になった。見栄えは、そんなに悪くないので、このままで良いかと。

その他では、寝袋(10年以上前に買ったモンベルのダウンハンガー#3)は綿がめちゃくちゃ抜けるようになっていた。朝、起きるとテント内が綿だらけになってしまう。それになんか薄くなったような気がする。

ボルガンでゆっくり休息を取り、次はムルンというモンゴル第3の都市を目指す。

 

vol.6へ続く。

【モンゴル】ウランバートル→フブスグル湖 自転車旅 vol.4

未舗装路200km後半戦

朝起きると、右目にものもらいができて腫れていた。ゲップがゲロのように酸っぱい味がした。相当疲れているのだろう。ウランバートルからボルガンまでは足慣らしのつもりだったが、そんなに甘くはなかった。

テントの中にも、外にも、蚊がたくさんいる。長袖のフードをかぶってテントを片付ける。水辺に近いから、こんなにたくさん蚊がいるのだろうか?こんなに蚊がいるのは初めてだ。

いつも旅行には必ず虫除けスプレーや虫さされの薬などを持って行くのだが、前回、蚊がいたイメージがあまりなく、持って行かなくても大丈夫かと思ったが、ダメだった。町(ボルガン)に着いたら虫除けスプレーは絶対に買おうと思った。

 

テントを片付け出発。まずは20km先にある〈売店〉を目指す。残りの水も残りわずか。水の補給をしないといけない。

売店〉までは一つ峠を越える。峠を登って行くと、車が通るには危険なところもあったが、自転車なら問題なく進める。200mほど登って、峠の頂上へ。

峠の頂上にはオボーがあったので、時計周りで3周する。これはモンゴル流の旅の安全を祈願するものだ。

 

そこからは〈売店〉までひたすら降る。スピードに乗り風を受ける。朝の冷たい空気が心地良かった。あまりにも気持ちが良くて声が出てしまった。

こんな道に出会えるから自転車旅は最高なんだと思った。

オアシスのような売店

9時、〈売店〉に到着。

昨晩はビスケットしか食べていないので、できれば食堂で美味しいご飯を食べたかったが、事前に調べていた通り食堂はなく、売店が数店あるのみだった。

売店でお湯をもらいカップラーメンと手持ちのパンを食べる。よく見るとパンにカビが生えていた。この暑さのせいでパンもすぐにダメになってしまった。せっかくウランバートルで美味しいパンを買ったのに、3日間しか持たなかった。でも、食べられそうなところだけ、ちぎって食べた。

食後、水も補給できたので歯を磨いた。昨日も今朝も、水の節約で歯を磨けなかった。やっぱり歯を磨くと気持ちが良くてリフレッシュできた。

飲み終わったペットボトルなども捨てて、パッキングをしなおしたりしていたら、売店の前で1時間ぐらい過ごしてしまった。

ちなみに買った水はエバニューのウォーターキャリー2Lに移して、一個はサドルバッグの底に入れクッションがわりにして、もう一つはフレームバッグに入れている。

 

10時過ぎに再出発

充分に休憩し、水の補充もできたので再出発する。

ここから先もやっぱり未舗装路が続く。40km緩やかに登り、40km緩やかに降る。合計80kmの未舗装路だ。そこを走り切ったところに村(集落)があり、村の食堂で夜ご飯を食べるのが今日の最大の目標だ。インスタントラーメンばかりなので、今日は何としてもちゃんとしたご飯がが食べたい。

まずは40kmの登りだ。気温が一気に高くなり、昨日よりもさらに暑い。相変わらず日陰が全くないのでキツい。

しばらく進んでいると、後方から異音が聞こえてきた。後方を確認してみると、サドルバッグがリアタイヤに当たっていた。水を多めに買ったので重量が増し、サドルバッグが重さに耐えられず、バッグの底の中央部分が沈んでしまい、リアタイヤに擦っていたのだ。

ガスバーナーの上に敷く金網の四隅をドライバーで穴を開け、少し曲げて、タイラップでサドルバッグサポートにくくりつけた。この金網は米を炊く時に使用するために持って来たが、今回は米を炊きそうにないので、まあいっか。

金網の大きさもちょうど良かった。とても簡易的だが、この後はサドルバッグがリアタイヤに擦ることはなくなった。

 

緩やかな登り道が続いていたが、登りがキツいエリアにさしかかった。こんな道を良く走れるなっていうぐらい、古くて大きなトラックがゆっくりとやって来た。トラックは土を運んでいるみたいだった。そのトラックのおじさんが何度も「乗って行け」と声をかけてくれた。本当に優しい人だった。

その他にも、通りかかる車は少ないが、色々な人が声をかけてくれるのがありがたかった。

40km登り切ったところで休憩。

登りでだいぶ時間がかかり、すでに15時。今日は何としても村の食堂で夜ご飯を食べたい。インスタントラーメンを作ろうかと思ったが、今からラーメンを作っていると流石に時間がかかるので、肉の缶詰を食べる事にした。箸を出すのも面倒だったので手で食べた。コンビーフのような味で美味しかった。

道を間違える

遅い昼ご飯をさっと済ませ、先を急いだ。ここからは40kmの降りだ。調子に乗りドンドン進むが、なんか道が違うと思い、確認すると道を間違えていた。急ぐとロクなことがない。

googleマップとmap.meの両方で道を確認し、数キロ戻る事にした。農園と農園の間のかなり荒れている道がgoogleマップとmap.meが示す道だった。デコボコすぎて車で走るのはキツそうな道だ。何度も飛び跳ねそうになり、ラックのネジがまた外れないか心配だったが、走っていてとても楽しかった。

道を間違えたのも、ほとんどの車はこのデコボコ道を通らずに、大回りしていくのだと思う。車が行く方につられてしまい道を間違えてしまった。

 

デコボコ道が20kmほど続いた後、遊牧エリアに出た。山と山に挟まれ、小さな川が流れていて、その周りにたくさん馬や牛がいた。とても美しい風景が広がっていた。小学生くらいの男の子が馬に乗ってヤギを追っていたり、小さい子供達がこちらに向かって声かけてくれたりする。まるで絵に描いたようなモンゴルの遊牧民の原風景が広がっていた。

自転車から降りて写真や動画などを撮ってゆっくりしたかったが、漕ぐ足を止めたくなくて、ひたすら走り続けた。今日はどうしても村の食堂で夜ご飯が食べたいのだ。後から、写真ぐらいは撮っておけばと後悔したが、19時まで村に着きたいので休まず走った。

遊牧エリアのあたりから車でも走れる道になったので、ここら辺で先ほど間違えた道と繋がるのだと思う。遊牧エリアを抜けるとボコボコの砂利道で何度も飛び跳ねてお尻が痛かった。

舗装路に感動

遊牧エリアから20kmほど走ると、ついに村が見えて来た。

村の前には綺麗な舗装路が通っていた。舗装路にタイヤが乗った瞬間、あまりの滑らかさに感動してしまった。ものすごく軽やかで浮いているような感じがした。

 

村の食堂というか、レストランに入る。

肉炒めとコーラを注文。まずはコーラを一気に飲む。生き返る!

肉炒めも美味しかった!満足!

 

食堂を出ると19時半だった。これからテントの張れそうな場所を探すのは面倒だ。

今日はメイン道路沿いのちょっとした丘の上にテントを張ることにした。周りにはいくつかゲルが点在していて、近くにヤギの群れがいた。とても目立つ場所だが、逆にゲルに住む遊牧民の人に挨拶して、ここで寝る許可を取ろうと思った。

テントを張って外で歯を磨いていると、バイクに乗ってヤギの群れを誘導しに来た遊牧民のおじさんがやって来た。そのおじさんに挨拶すると、おじさんは手振り身振りで、テントで寝るより、ゲルに泊まれと言ってくれた。この人も優しい人だ。

おじさんのゲルは道路の向こう側で少し遠かったので、自分のテントで寝る事にした。テントを張る許可(?)も取れたし、人目がない場所を探すより、今日は疲れていたのでここにテントが張れて良かった。

安心して、テントに入って寝ようとしていると、豚の群れ(家畜)がテントの周り囲んでいた。豚は物音に動じないので、少し怖かった。モンゴルで豚の群れを見たのは初めてだった。ウンコがしたくなったが、我慢していたら寝てしまった。

 

vol.5へ続く。

【モンゴル】ウランバートル→フブスグル湖 自転車旅 vol.3

果てしない未舗装路の始まり

昨晩は雨がなかなか止まず、テントが浸水しないか心配だったが、目を覚ますと昨日とは打って変わって晴れ渡っていた。

いよいよ200km以上の未舗装路が本格的に始まる。

朝7時過ぎに出発。すぐに、ものすごい景色が目の前に広がっている。車もほとんど走ってはいない。

こんな道を走りたくてモンゴルにやって来たのに、体が重くて全然進まない。

今日は120km先にある〈売店〉を目指す。ちょうど、この未舗装路区間の中間地点で、この〈売店〉以外はこの区間には何もない。

たまに道案内の看板があるが、道がたくさんあってどの道を行けば良いか?よくわからない。

とりあえず、一番太くて一番走られていそうな道を行く。

朝の冷たい空気はなくなり、どんどん暑くなってきた。

未舗装路の道を舐めてはいけない。

早速、フロントラックのネジが吹っ飛んでなくなっていた。前回はサドルバッグにつけていたリアライトを未舗装路でなくしたが、今回も早速ネジがふっ飛んだ。予備のネジを持って来ていたので助かった。少し長めのネジに交換して、逆側からナットで締めた。これでラックは外れないだろう。(最初かやっておけば良かった)

 

平坦な道が続くのかと思いきや、何度か小さな山を越えて行く。暑さもあって結構バテる。

道を間違えて、道路工事中(多分、舗装路を作っている)の中に迷い込んでしまう。

トラックがどんどん砂利を運んで来るのが見える。

この辺も数年もしたら舗装路ができてしまうのかもしれない。なんか寂しい気持ちになる。

昨日は少し寒いぐらい涼しかったのに、今日は暑すぎる。建物はもちろん、木が全然ないので木陰で休むこともできない。この辺まで来ると車もほとんど見かけなくなった。

休める場所を探して走り続けたが、やっぱり何もない。

14時、かなり疲れたので遅い昼ごはんにした。お湯を沸かしてインスタントラーメンを作った。

このHOT POTの四川火鍋のインスタントラーメンがとても美味しかった。(お土産で日本に買って帰った)

インスタントラーメンの他に缶詰のスパムとパンも食べた。

ちょっとした日陰があれば良いんだけどないので、道路工事で積み上げられた石に寝転んで休憩した。

休憩して元気になり、また走り出す。

ここから先はアップダウンはほとんどなく平坦な道が続き、快調に進んで行く。

手持ちの水がなくなってくる・・・

今日は暑さのせいで飲み水の消費がやばい。昨日は1.5リットルのペットボトルの水1本で済んだのに、すでに今日は1.5リットルの水を3本近く消費している。手持ちの水がかなり少なくなってきた。

馬が水を飲んでいる水場があった。

その脇でチョロチョロと流れる小さな川で水浴びをした。水量が少な過ぎて水をすくうのも大変だったが、空のペッドボトルで水をすくって頭からかぶると、暑さが和らいでとても気持ち良かった!

とてもリフレッシュできた。

それから10kmほど進んでところで、さっき水浴びした時にサングラスを落とした事に気が付いた。戻って探すか迷ったが、ユニクロで買った安いサングラスだったので諦めて進むことにした。

だが、西に向かっているので夕方になると太陽が真正面になり、眩しくて目が辛い。やっぱりサングラスがないのはキツい。

90kmほど走ったところで目の前に大きな川が見えてきた。明るいがもうすぐ19時。そろそろテントを張っても良い時間だ。あと30km走って〈売店〉に行くよりも、川で水の補充と水浴びをして、そこにテントを張った方が良いなと思った。先ほどの水浴びの気持ち良さが忘れられないのだ。もう一度水浴びしたい!そんな気持ちになり、走って来た道を外れ川の方に向かった。

川の近くへ行くと、蚊の大群に襲われた。手・足・首、さらに顔中と、肌が出ているところは全部、蚊に食われまくった。

それでも何とか水際まで来たら、川の手前がドロドロの沼地になっていて、とてもじゃないが、水を汲めるような感じではなかった。蚊に刺されまくりながらも沼地の奥まで歩いて行ってみようかと思ったが、一歩目でサンダルが泥にハマり、これはダメだと思い逃げるように引き返した。

ここは動物たちの水場で、人が来てはいけない場所に思えた。

蚊に刺され過ぎて、経験したことがない痒みの次元に行けた。鳥肌が立っているような変な感覚で、ものすごく気持ちが悪かった。痒みが治るまで、何も考えず無心で走った。

 

少し痒みがおさまってきたので、テントを張る事にした。未舗装路を100kmちょっと走った。やっぱり舗装路とは比べものにならないぐらい疲れた。

川からはそこそこ離れているが、ここも蚊がめちゃくちゃ多くてウンザリした。

疲れ過ぎて自炊する気にならず、ビスケットだけ食べて寝ることにした。水が少ないのもあって、歯も磨かなかった。テントの中には蚊が10匹ぐらい飛んでいたが、もうどうでも良いぐらい疲れていた。

夜、動物の鼻息の音がして目を覚ました。テントの外を見ると、馬がいてビックリした。

 

vol.4へ続く。

【モンゴル】ウランバートル→フブスグル湖 自転車旅 vol.2

フブスグル湖を目指して出発

朝6時に起きて出発しようとしたら、宿のスタッフが「朝ごはんを食べて行きな」と言ってくれる。朝早いのに朝ごはんを用意してくれていた。ありがたい。朝ごはんを食べて、宿のスタッフに見送られて出発する。

ウランバートルの渋滞に巻き込まれないように朝早く出発したかったが、結局、出発したのは7時過ぎになってしまった。

まずはボルガンまで足慣らし

まずは第1ステージとして、ウランバートルから真っ直ぐ西に進み、そこから未舗装路に入り、ボルガンという町を目指す。距離は341km。

まず100kmほど舗装路を進んだ後、200km以上の未舗装路(下の地図の赤い線)がある。ボルガンまではホテルなどの宿泊施設はないのでテント泊をする。

モンゴルに来る前は仕事が忙しくて、全く長距離を走っていなかったので、体力的にとても不安。ボルガンまでは無理をせずに、足慣らしのつもりで走ろうと思う。今日は舗装路を100kmを走って、未舗装路になるところまで行ければ良いかなと思う。

ちなみにバスや車は上の地図の灰色のルート(ウランバートルから一度北に上がって西に向かう)を通る。こちらは距離的には100kmほど遠くなるが、ダルハンあたりまで高速道路になっているので、バスや車はこちらを通った方が早い。

ウランバートルの渋滞を抜けて

はやり、出発する時間が遅かったので、道路は大渋滞。特にウランバートルの西にあるドラゴンバスターミナール付近は車と人で大混雑していた。

まだパッキングがしっくりきていない。靴の位置を変えたりする。しばらくは歩道を走ったりしながら進み、ウランバートルの中心部をなんとか抜ける。

ウランバートルの大混雑を抜けて一休み。

ガソリンスタンドに併設されていたコンビニでおにぎりとソーセージを買う。おにぎりは米がパサパサすぎて、まるで砂のように崩れ落ちた。

ウランバートルから35kmほどで、モンゴルらしい草原が広がっている。

ウランバートルから離れても車の交通量はまだ結構ある。車道は狭いし、車は猛スピードで走って来るのでかなり怖い。まるで高速道路を自転車で走っている感じ。

舗装された部分を走るのは諦めて、未舗装の路肩をひたすら進む。

お昼過ぎ、お腹が空いて来たので、昨日スーパーで買った菓子パンを食べた。これがめちゃくちゃ美味しかった。前回モンゴルに来た時は菓子パンが硬くてマズかったんだけど、今回買ったパンは柔らかくて美味しかった。

パンを食べた後、すぐに食堂に出くわした。今食べたばかりなので、食堂はスルーした。実はさっきも、コンビニでおにぎりを買った後、すぐに食堂に出くわした。今日はタイミングが全然あわなくて、悲しい。

あと、パッキングがうまくいかなくて何度も荷物の細かい配置換えをしている。そして、天気が悪くなり、雨が降って来た。

雨は降ったり止んだりを繰り返していたが、強い雨にはならないので助かった。さらに、追い風が吹き出してドンドン進んだ。

めちゃくちゃ広い菜の花畑が広がっていた。前回は南のゴビ砂漠の方へ行ったので、こういう農地を見ることがなかった。

75kmほど走ったところに食堂があったので休憩することにした。できれば、食堂で何か食べたいが、残念ながら食堂はやっていなかった。

諦めて自転車に乗ろうとした時に、子供を抱っこした若いお父さんが奥から出てきて「カップラーメンならあるよ」と声をかけてくれた。食堂の隣に併設されている売店カップラーメンを食べることにした。

若いお父さんはとても優しい人で、次か次へと食べ物をくれた。コーヒーにパンに卵、そして、自分が苦手なアーロール(硬いチーズみたいな健康食品で、モンゴルでよくもらう)さらに、帰り際にもパンを持たせてくれた。感謝。

自分が日本人だからか、さりげなくAK-69がモンゴル人ラッパーとコラボした曲をかけてくれた。なんて曲かわからなかったけど、若いお父さんはその曲が好きだと言っていた。

ウランバートルから100km

100km地点までやって来た。ここまで車が多すぎて、結局ずっと路肩を走って来た。

105km地点。売店や食堂が連なっているサービスエリアがあった。この先は未舗装路になり売店や食堂などがほとんどなくなるので、ここで明日の食料などの補給しておくことにした。

さっき、カップラーメン食べたばかりだが、食堂で少し早いが夜ご飯を食べることにした。食べれる時に食べないと後悔するので!

料理ができるまで、食堂の子供がスマホで曲をかけて踊ってくれた。とても可愛いかった。

お姉さんが料理を持って来てくれた。

シャルサン・マハ(肉炒め)に卵がのっているヤツ。この料理の名前はわからなかったが、これが自分の中では、モンゴル料理の最高峰。

肉はもちろん羊で、ボリューム満点。あまりお腹は空いていなかったが、とても美味しかったので、ペロリと食べてしまった。お腹いっぱい。

いよいよ未舗装路へ

食事終え、時刻は18時過ぎ。もう少し走ってテントを張れる場所を探すことにした。

先ほどのサービスエリアから未舗装路に入って行く。車がいなくなり嬉しい。少し先に村が見える。村を目指して進む。

村に着いたあたりで雷が鳴り、雨が本降りになった。もう少し人里から離れた目立たない場所にテントを張りたかったが、雨が強くなって来たので、村の電波塔の丘の裏に急いでテントを張った。

一旦、雨は落ち着いた。テントの目の前に牛の頭が落ちていた。

しばらくすると、また雨が降り出した。

先ほど腹いっぱい食事をしたので、今日は自炊はしないでこのままテントの中で眠ることにした。電波塔のおかげでテントの中でもスマホの電波が良くて、インスタに写真をアップしたりして過ごした。

明日に備えて早く寝ようとしたが、何かの動物の鳴き声と降り続く雨の音で、なんだか不安な気持ちになってしまい、なかなか眠りにつくことができなかった。

そして、どんどん寒くなり、寝袋にくるまった。

 

vol.3に続く。

【モンゴル】ウランバートル→フブスグル湖 自転車旅 vol.1

4年ぶり2回目のモンゴル自転車旅へ

長らく海外旅行に行くことができなかったが、今年の8月、4年ぶり2回目のモンゴル自転車旅に行くことができた。前回はウランバートルから南のゴビ砂漠の方面へ行ったが、今回はどこに行こうか?と、散々迷った挙句、ウランバートルから西にある世界第二位の透明度を誇るフブスグル湖まで行ってみることにした。

ウランバートルからフブスグル湖までは約800kmぐらい。久しぶりの長距離自転車旅なので、無理せず怪我なく行きたいと思う。

MIATモンゴル航空で成田からウランバートル

8月上旬、モンゴルに向けて出発する。荷物が重かったので、新宿駅まで家族が見送りに来てくれて助かった。ありがたい。

輪行袋に入れた自転車(MTB)がとにかく重く、重量が22kg。それにCarradiceのサドルバッグが8kg、SEA TO SUMMITのドライバッグが5kgぐらいある。

いつもは京成スカイライナーかバスで成田空港に行くことが多いが、今回は新宿駅から成田エクスプレスで行くことにした。指定席で一番後ろの席を予約して、自転車を確実に置くことができるのがとても良かった。

成田空港に到着。夏休みということもあって空港は混んでいる。

今回はMIATモンゴル航空を利用することにした。成田からの直行便で、4時間半でウランバートルに着いてしまう。とても便利だが、荷物が他の航空会社と比べて多く持ち込めない。預けられる荷物がエコノミークラスで23kgで、機内持ち込みが5kgと、国際線にしては少ない。とりあえず、自転車は預けることができるが、それ以外の荷物を預ける場合は追加料金が必要になる。

自分の場合は、輪行袋に入れた自転車(22kg)を預けて、Carradiceのサドルバッグ(8kg)は追加の荷物として預けた。追加料金は9000円だった。SEA TO SUMMITのドライバッグには、ノートパソコン、カメラ、ドローン、バッテリーなどの電子機器を入れて機内持ち込みにした。ノートパソコンは重いし、壊れるのが嫌だから本当は持って行きたくはなかったが、動画編集の仕事が終わらず、モンゴルで少し仕事をしないといけなかったので、持って行くことにした。

チェックインカウンターで、自転車はダンボールに入れて梱包しないとダメだと言われる。事前に電話で問い合わせて聞いた時は、輪行袋でも大丈夫だと言われたが、実際はダメだった。。。航空会社のHP(日本語訳が少し変)には、ダンボールと書いてあるが、英語訳の方を見るとダンボールとは記載されていなかったし、電話で確認した際は輪行袋でもOKだったのに、ダンボールに入れてくれと言われる。

仕方がないので、チェックインカウンターの近くにあった荷物をラッピングしてくれる所へ行き、一番大きなダンボールを購入し、ビニールでラッピングしてもらう。一番大きなダンボールでも輪行袋の全体を包むことはできなかった。代金は3090円。

3分の1ほどは、ダンボールに入っていない状態であったが、これで何とか自転車を預けることができた。逆に言えば、こんな感じでも大丈夫なんだと思った。特に帰りなんかで、大きなダンボールが見つからない場合は、ダンボールを重ねてテープで巻いてしまえば良いのかなと思った。

で、出国。

あっという間にモンゴルの上空、窓の外には何もないモンゴルの大地が広がっている。

チンギス・ハーン国際空港に到着

荷物は全く待たずに、すぐにピックアップすることができた。

自転車は荷物検査機器に通らなそうだなと思ったら、検査官が目で行って良いと合図して来たので、そのまま空港を出る。

空港からBooking.comで予約したウランバートルのダニスタ・ノマド・ツアー・ホステルに向かう。前回も宿泊して、スタッフがとても親切でだったので、また宿泊することにした。タクシーの手配もついでにお願いしておいた。

空港を出ると19時半を過ぎているのに、まだまだ全然明るい。

空港は前回とは違い新しい空港になった。ウランバートルからは少し遠くなってしまったが、できたばかりでキレイ。空港内を少し見て回りたかったが、迎えに来てくれたタクシードライバーが早く行こうと急かすので、空港内はほとんど見ることができずに空港を出発。

空港を出ると高速道路のような一本道をひたすら進む。ウランバートルの中心部に入っても、日曜日のせいなのか、思っていた以上に道が空いていてた。空港から40分ちょっとでダニスタ(UBの宿)に到着。混んでいると空港からウランバートルの中心部まで2時間近くかかると聞いていたので、とても早く着いた。

20時過ぎなのに外はまだ明るくて、びっくり。

ウランバートルで旅の準備

翌日は、旅の準備をする。まずは両替所で両替をしてスマホsimカードを買いにノミンデパートへ行く。

前回、simカードを購入したmobicomがやっていない。隣のunitelの方は並んでいたので、先にご飯を食べに行くことにした。前回行って美味しかったMANDOU HOUSEへ行く。

やっぱり、めちゃくちゃ美味しい!

《MANDOU HOUSEの場所》

ご飯を食べ終え、再度simカードを買いに行く。MANDOU HOUSEの前の高層ビルにunitelがあったので行ってみることにする。

このビルの2階にunitelがあった。

ここは英語も通じるし、すごく丁寧に対応してくれてとても良かった!30日で50GB(さらに10GBプレゼント)で30000tg(1273円)でsimカードを購入することができた。

※後日談だが、前回購入movicomのsimカードよりもunitelの方が電波が良く入る気がした。今回はunitelにして本当に良かった。

 

その後、スーパーで食料などを購入して宿に戻る。ちなみにウランバートルのスーパーは遅いところだと23時ごろまでやっていて便利。コンビニも至る所にあるので、食料を買うには困らない。

今回、ガスバーナーはCB缶のタイプの物を持って来た。前回はガソリンタイプのガスバーナーを持って来たが、少量(1リットル)のガソリンを購入するのが割と大変だった。

CB缶はモンゴルの田舎町でも売っているし、どこでも割と簡単に手に入る。8月なので寒くなることもないのと思い、今回はCB缶のガスバーナーを持って来た。

自転車を組み立てる

やっぱり、ダンボール全然足りてない。

ダンボールと輪行袋を外す。傷や壊れているところがなくて一安心。

自転車を組み立てていく。宿の前には広いスペースがあるので、組み立てやすい。

今回の自転車もKona unit X。前回からの大きな変更点としては、ホイールを27.5から29erに変えた。タイヤのサイズは前回は2.8で太すぎたと思ったので、今回は2.1にしてみた。ハンドルをフラットバーから手前へ戻りのあるJONES Bend H-barに変更しグリップをERGONにした。前回、手のひらの痛みがひどかったので、これで痛みが解消されれば良いなあと思う。

夜21時過ぎ、出発準備を終えてくつろいでいたら、スマホとモバイルバッテリーを繋ぐケーブルを持って来るのを忘れたことに気がつく。明日から3日間はテント泊になるので、スマホの充電はできそうにないし、今後モバイルバッテリーが使えないのはやばい!慌ててノミンデパートにケーブルを買いに行く。

夜遅くてもデパートがやっていて良かった。22時までやっているみたい。無事にケーブルを購入することができた。明日は朝6時に起きて出発する。

 

vol.2へ続く。

【沖縄】宮古島家族旅行 海、ときどき自転車

家族で宮古島

GWが明けた5月中旬。

昨年生まれた赤ん坊と妻の家族3人で宮古島へ行って来た。宮古島のリゾートホテルがどこも高くて泊まれず、比較的安いアパートタイプのホテルや民宿に泊まることにした。滞在期間は2週間と家族旅行にしては長め。

今回は自分だけ、自転車を持って行くことにした。期間が長いので、空いている時間を見つけて、宮古島を自転車で走り回る予定。あとは、もちろん海でのシュノーケリング。とはいえ、赤ん坊もいるし、のんびり過ごすのが今回の旅行の目的だ。

成田空港からみやこ下地空港

出発当日、朝4時前に起きて始発電車に乗り、成田空港へ向かった。赤ん坊を乗せたベビーカーと自転車が入った輪行袋があると流石に大荷物だが、始発なので人が少なくて助かった。

飛行機はLCCジェットスターで成田空港からみやこ下地空港への直行便に乗る。飛行機輪行は何度もしているが、LCCでの飛行機輪行は今回が初めて。持ってきた自転車は丸石エンペラー(ランドナー)で、この自転車はフォークを抜くことができる。フォークを抜くことで1辺の長さを1m以内に抑えることができて、15kgの預け荷物の料金だけで、自転車の追加料金はかからなかった。輪行袋の1辺が1mを超えると、追加料金が2000円ぐらいかかるみたいなので良かった。

自転車を預ける際に初めて、タイヤの空気をペコペコになるまで全て抜いてくれと言われた。いつもは口頭で「タイヤの空気抜いてますか?」と言われて「はい」で済んでいたが、受付カウンターの方が新人に教えていたのもあって、口頭だけでなく、実際に輪行袋を開けてタイヤの空気を目の前で全部抜くことになってしまった。通常より1〜2bar抜いておけば問題ないと思うけど、ルールなので仕方がないので、タイヤの空気を全て抜いた。

みやこ下地空港に到着

思っていたよりも蒸し暑くない。カラッとした気持ちの良い感じ。地元の人が言っていたが、沖縄本島よりも宮古島の方が涼しいらしい。確かに同じ時期に沖縄本島にも行ったことがあるが、もっと蒸し暑かった記憶がある。

妻と赤ん坊はバスで宿がある宮古市内へ移動。自分は急いで自転車を組み立てる。成田空港でタイヤの空気を全部抜いてしまっていたので、急いで空気を入れるが、小さな携帯エアポンプしか持って来ていなかったので、空気を入れるのがものすごく大変。いくらポンピングしても全然空気が入らない。やばい、空気入れるだけで1時間ぐらいかかりそう・・・。

すぐに、この小さなエアポンプで空気を入れるのは無理だと諦めて、空港内にあったレンタル自転車屋さんに空気入れを貸してもらおうと思い、空港内の建物の中へ入ると、空港のインフォメーションに「空気入れ・工具の貸し出し」と看板に書かれているのを見つける。これはラッキー!早速、空気入れをお借りして、空気を入れる。一瞬で空気が入る。急いで宮古島市内へ向かう。

宮古島トライアスロンが有名らしく、みやこ下地空港には自転車スタンドなどの設備があった。

自転車で伊良部大橋を渡る

みやこ下地空港は下地島にある。下地島伊良部島にくっついているような感じなので、自転車で走っていても気が付かない間に伊良部島に入っている。

伊良部島から宮古島へ行くには、2015年にできた伊良部大橋を渡って行く。橋の全長は約3.5kmもあり、実際に見るとその長さと大きさに驚く。

エメラルドグリーンの海を渡って行く。

車の交通量はまあまああるが、路肩も広いので自転車でも安心して走れる。

橋の一番高い地点からは宮古市内が見える。風が強いのと、結構な高度感があるので少し怖い。

伊良部大橋を渡り切ると、すぐに宮古市内に入る。

宮古市内中心部から近いパイナガマビーチで、チェックインの時間までまったりと過ごす。ここはあまり泳いでいる人はいない。公園的なビーチだが、のんびりするには気持ちの良いところだった。

東洋一のビーチ 与那覇前浜

日が変わり、東洋一のビーチと言われている与那覇前浜へ行く。白砂の海岸が7kmも続いていて、透明度の高いとても綺麗なビーチ。

宮古市内からは自転車で30分ほどで到着した。妻と赤ん坊は後からバスでやって来た。

白い砂浜と青い海が広がっている。平日なのもあるが、人も予想していたよりも多くなくて良かった。

旅行支援のクーポンで買って来たハンバーガーをビーチで食べる。めちゃくちゃ美味しかった。

目の前に見える島は来間島。左側に見える橋は来間大橋。

海水の温度もちょうど良く、泳いでいて気持ち良かった。

珊瑚はないので、魚は少なめだった。

自転車で池間島

別の日、この日は一人で自転車で池間島に行ってシュノーケリングをした。宮古市内から池間島まで片道約18km。

サトウキビ畑が広がる一本道を自転車で走る。気持ちの良い道。

池間島へ行く手前の小さな橋からマングローブが見えた。

池間島が近付くと海の色もより青くなって来た。

池間島へと繋がる池間大橋

真っ青な海。

池間島を渡ってすぐに展望台みたいな休憩所がある。

そこで、売っている紅芋もちとカボチャのサーターアンダギー。地元の人がおすすめしていたので、食べてみた。

紅芋もちは胡麻団子みたいで甘くて美味しい。サーターアンダギーはホクホクしていて、こちらのとても美味しかった。

池間島のシュノケールスポットのフナスクビーチへ。

入り口が分かりずらいが、駐車場の脇の小道を入ると海が見える。

とても小さいが綺麗なビーチ。海を見に来る人は数人ほどいたが、泳いでいる人は誰もいない。貸切状態。

早速、海に入る。自転車で熱しられた体が冷えて気持ち良い。

海の中は魚もいっぱいいる。

新城海岸のウミガメ

また別の日、今度は宮古島の東の端にあるウミガメで有名な新城海岸へ行った。新城と書いて「アラグスク」と読む。この辺りは畑が広がり宮古島でも田舎なエリア。滞在していた民宿からは自転車で30分ぐらい。

大通りから坂を下って行くと目の前にキレイな海が広がる。

坂を下り新城海岸に到着。

ビーチに入ると、ビーチパラソルが広がるエリアがある。ここには珊瑚があって魚がたくさんいる。ここもシュノーケリングするには最高なんだが、左側へ進む。

左側の海は珊瑚がなく白砂地で、そこに生えた海藻をウミガメ食べに来る。遠浅なので満潮の時間にウミガメが見れると地元の方に教えてもらった。

満潮前の時間だったが、海に入るとすぐにウミガメに出会えた。

人に驚くことなく、優雅に泳いでいるウミガメ。この日はこの場所で2匹のウミガメを見ることができた。

別の日に、また新城海岸に来て泳いだ時も自分は2匹のウミガメを見ることができた。妻は4匹のウミガメを見たと言っていた。

お世話になった民宿の前。

 

ブーゲンビリアがとてもキレイだった。

レンタカーを借りる

やっぱり、赤ん坊がいると車があった方が良いですね。ということで最後にレンタカーを借りてドライブすることにした。

車だとあっという間に島一周できる。池間島来間島伊良部島下地島と車で行ける島も一通り行って大満足。

途中で食べた「島とうふ 春おばぁ食堂」が美味しかった。

というわけであっという間の2週間だった。

 

以上、宮古島家族旅行でした。

 

【新潟】長岡の林道

長岡駅到着

最終の新幹線に乗って、東京から新潟県長岡駅へ。

今回は仕事で数日間、長岡に滞在するので、仕事の合間に長岡周辺の林道を走ろうと思い、MTB(Kona Unit X)を輪行で持って来た。大きなMTBを持って行くのは気が引けたけど、最終の新幹線の車内はガラガラでMTB輪行でも余裕だったので良かった。

23時半、長岡駅に到着。11月の初旬ということもあり、この時間はかなり寒かった。人気のない駅前で自転車を組みたて、今夜宿泊する漫画喫茶に移動した。

お馴染みの「快活CLUB」に到着。眠るだけなので、漫画喫茶で充分。シャワーも浴びれるし。最近は完全個室はやめて普通のフラットタイプの席にしている。締め切られた完全個室は何だか息苦しく感じてしまう。。。それに、疲れていれば、多少の騒音でもぐっすり眠れるから完全個室じゃなくても良いかな。

快活CLUBの280円の夜食ラーメンで冷えた体を温めて、シャワーを浴びて、少し漫画をい読んで就寝。最高。

長岡駅東側の林道

翌日、仕事を終え急いで林道に向かう。すでに15時過ぎで時間があまりない。長岡駅から東側にある近くの山を目指す。

長岡駅からほんの少し走っただけで、山は目の前。田んぼ道を進む。

適当な道を走る。

途中、行き止まりなどもあったが、短時間でもオフロードを充分楽しめた。満足。

 
 
 
 
 
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A post shared by 原田裕司 (@yujiman76)

長岡の中心部からでも、こんな山道を楽しめるのは本当に良いな。

あっという間に夕暮れ。お疲れ様です。

信濃川沿いを北上

別日、13時半過ぎに仕事を終え、長岡の中心部から信濃川沿いのサイクリングロードを北上し、与板周辺の林道を目指す。

まっすぐな一本道の両側に田んぼが広がっている。素晴らしい景色。天気の良さと昼食後だったので、土手に寝転がって眠るのも悪くないなあと思いつつも、走る。

上の写真の奥にある低山の中の林道を走る予定。

上の写真の奥に見える水色の橋(与板橋)まで行き、西側の山の方へ向かう。長岡駅から水色の橋までは約14キロほど。信号がないのであっという間。

山の麓から274号線のトンネルを越えて、三島林道3号線に入っていく。

車でも走れるほど整備された綺麗なオフロード。「大山陣所跡」まで登り、脇のトレイルに行ってみる。

落ち葉でフカフカの道。

トレイルを下ると、立派な農家があった。

もう一度、下って来た道を登って林道に戻る。

三島林道2号線につながった。

こちらも整備されたグラベル

そう言えば、タイヤ(ホイール)を27.5×2.8から29×2.1に変えた。走りがものすごく軽くなった。その分、下りは安定感がなくなってスピードが出ると少し怖くなった。

あと、誕生日に妻からプレゼントしてもらったFAIRWEATHERのBIGステムバッグを2つ新たに投入した。これがすごく便利で、ドローン(mavic mini 3 pro)も入る大容量!ここにドローンを入れて置くと、すぐに出して撮影できるのがとても良かった。

しばらく走ると「中部北陸自然歩道」の看板があった。

コースの最後まで走ってみようかなと思ったが、ドローンを飛ばしたりしていたら、随分、時間が経ってしまって暗くなって来たので、途中のトレイルに入り下山することにした。

どこに出るかわからないトレイルを下る。

トレイルを抜けると田んぼに出て来た。霧がかかっていて、とても幻想的な雰囲気。ドローンを飛ばしてみる。

田んぼを抜けて信濃川沿いに戻ると、日が暮れた。このまま川沿いを走り、長岡駅近くの宿泊しているホテルに戻った。

ヒューマングルメンタリー オモウマい店「モカ

夜、長岡の知り合いがTV番組「オモウマい店」に出ていた「モカ」という変わった店に連れて来てくれた。

店内は、レトロな人形などがたくさん飾られている。それよりも店主とバイトさんの人柄が最高だった。

オムハンバーグカレーを食べた。もちろん美味しかった!

以上、長岡の林道探索でした。