DAY 2 ジョムソン街道へ
朝6時過ぎ、バグルンのホテルを出発。外はまだ少し薄暗く半袖だと寒い。メインロードでは店前を掃除したり、お香(ヒマラヤ杉)を焚いている。このお香の匂いはちょっと苦手だ。
バグルンからベニまではほぼ下り。バグルンの町を抜けると山道になり、下って行くと砂地の道になった。ここの砂が深く、下りなのに結構ハード。自転車を下りて押さないと進めない場所もあった。登りだったら大変だった。
1時間ちょっとでベニに到着。ベニはこの辺で一番大きな町。大きなバスタミーナルがあり、旅行者も多い。時間がなければ、ポカラからベニまでバスやタクシーで来るのもあり。ベニから先は物価が山料金になって高くなるので、ベニで買い物をすましておくと良いと思う。
ベニで朝ごはん。サモサを食べる。手軽に食べれて美味しくて、朝ごはんにちょうど良い。中にカレー風味のジャガイモとかが入っている。
ジョムソン街道スタート!
ベニを出て、カリ・ガンダキ川沿いを登って行く。いよいよジョムソン街道だ!気合いを入れて進む。今日は1000mぐらい登る予定だ。
トレッキング道は、この先のタトパニからムクティナートまでがジョムソン街道らしいが、ジープロードはベニからがスタートって感じ。
早速、崖崩れ。。。
通れるまで結構長かった。。。1時間ほど足止めを食らう。
昼近くになると、とても暑くなってきた。砂地の登りが続き、車やトラックが通るたびに砂埃がまい、全身砂だらけになった。この辺は辛くて、自転車を押しながら、ゆっくり進んだ。
温泉のある村 タトパニ
タトパニの村に入る手前でTIMS許可証のチェックがあった。カトマンズで取得したTIMS許可証を見せて、行き先を告げて終了。かなりあっさりだった。
温泉で有名なタトパニに着いた。ゲストハウスがたくさんあって、旅行者も多かった。のんびりするにはとても良さそうなところだ。温泉に入ってのんびりしたいところだが、まだ13時なので昼ごはんを食べて先に進むことにした。温泉は帰りの楽しみに。
タトパニの食堂でダルバートを食べた。もちろん、ごはんとおかずはおかわりした。美味しくて腹一杯になった。午後も頑張って走ろう!
本日、2回目の崖崩れ。
しばらく、途方に暮れていたら、作業員の若者が自転車を担ぐのを手伝ってくれて先に通してくれた。やさしい!ありがたい!
さらに先に進む。時刻は16時前、結構疲れてきた。あと5kmでガーサ(Ghasa)という村があるので、そこまで頑張ろうとしたが、本日3回目の崖崩れ。。。
自転車を担いで通してもらおうとしたが、危険だからダメだと言われた。復旧は18時半ぐらいになると言われ、心が折れた。。。
売店に泊まる
折角、苦労して登って来たから、坂を下ってホテルを探すのは嫌だった。どうしようか?と思っていたら、近くの売店のおばさんが「ここに泊まれるよ」と言ってくる。どう見ても売店だが、おばさんはホテルだと言う。ありがたく宿泊させてもらうことに。
売店の前で子ヤギが寝ていた。かわいい。
売店の奥の部屋が、ゲストルームになっていた。汗と砂埃まみれだったのでシャワーを浴びたかったが、残念ながらシャワーはなかった。
おばさんにダルバートを作ってもらった。シンプルなのが美味い!ここでも、ごはんとおかずをおかわりした。ダルバートのおかげで腹一杯で大満足。疲れていたせいか、20時過ぎには寝てしまった。
この日はバグルンからガーサの5kmほど手前の売店まで走った。崖崩れで3回足止めがあった。この区間は崖崩れが多かった。ベニから1000mぐらい登った。疲れた。
vol.3へ続く。