【ネパール】アンナプルナ・ジョムソン街道 vol.4

DAY 3 憧れの荒涼とした大地へ

朝5時に起きる。昨日は20時半に寝たので、ぐっすりよく眠れた。まだ外は暗い。部屋の電球がつかないので、持って来ていた登山用のヘッドライトで出発の準備をする。朝6時に出発。涼しいうちに登っておこう作戦。

 出だしから砂地の登り。。。頑張って自転車を漕いで進む。空気がヒンヤリしていて気持ち良い。すぐにガーサに着く。

ガーサ付近でアンナプルナ保護区入域証のチェックがあった。（この先、ジョムソンとムクティナートでもチェックがあった） 

この辺はジープロードとトレッキング道が交わっているので、トレッキングしている人たちによく会った。ほとんどが西洋人で、年配の方も多かった。西洋人のおばさんに「自転車で登ってるの？クレイジーね！」と褒められた。

ジョムソン街道にはトラックターが似合う。爆音で音楽を鳴らしているトラックターもいた。

奥地にやって来た感が出て来た。素晴らしい景色。

登りの終着地 カロパニ（2520m）

ガーサを越え、カロパニまでやって来た。カロパニの標高は2520mなので、だいぶ登って来た。

緑があって、牛がいて、奥にヒラマヤの高い山々。キレイな景色だった。

カロパ二のゲストハウスで朝ごはんを食べた。カレーヌードル。カレースープにインスタント麺を入れたヤツ。まあ、美味しかった。

通りにあった水場で、顔を洗い、飲み水を補給した。水は冷たくて気持ち良い！飲み水は念のためミニ浄水器でろ過して飲んだ。全く問題なし。

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 ちなみに、この日から日本に帰るまで、このミニ浄水器で、各宿の洗面所の水をろ過して飲んでいた。山の上では水の値段も高くなるし、大助かりのアイテムだった。ポカラに戻った時も水を買うのが面倒だったので、宿の洗面所の水をろ過して飲んでいた。

広大な河川敷！

カロパニを越えると、広大な河川敷が目の前に広がった。ようやく登りが終わった。やったー！ここからはカリ・ガンダキ川の河川敷を走る。スケール感がやばい。

前方。

後方。

散々登って来た鬱憤を晴らすかのようにガムシャラに走った。次第に風が強くなって来て、漕がなくても進んでいくほどの、ものすごい追い風に。完全にボーナスステージ。

トゥクチェにある小学校（多分）。校舎の裏にヒラマヤ山脈という絶景。なんて良い学校なんだろう。

美しいチベット村 マルファ

追い風のおかげで、あっという間に今日の目的地にマルファに到着。予定より早く着いたが、雨が降って来たので今日はここまでにした。

雨がやんだので村の中を散歩した。マルファはジョムソン街道の中でも有名な美しいチベット村だ。

ここまで半袖半ズボンで走って来たが、さすがにマルファ（2632m）まで来ると寒かった。ユニクロのウルトラライトダウンを着込む。 

山の上から村を見下ろす。桜っぽいのが咲いてる。

さらに登る。

さらにさらに登る。

明日、走るジョムソン方面。憧れていた荒涼な大地が広がっている。明日も楽しみだ。

今日は、カロパニまでは登りで辛かったけど、河川敷に出てからは強烈な追い風で楽チンだった。あっという間にマルファに到着してしまった。マルファまで来るとさすがに半袖短パンでは寒かった。以上。

vol.5へ続く。