はぐれハラダーソン

自転車旅ブログ

【ネパール】アンナプルナ・ジョムソン街道 vol.1

憧れの荒涼とした大地

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だだっ広い荒涼とした大地を自転車で走ってみたい!そんな思いからネパールのアンナプルナ西側にあるジョムソン街道を自転車で走りに行って来た。ジョムソン街道はカリ・ガンダキ川沿いを通り、ダウラギリⅠ峰(8167m)やニルギリ(6940m)などのヒマラヤ山脈の絶景をみることができる。かつて、世界一美しいと言われたトレッキング道であったが、今はジープロードになっている。

タイ航空国際線 飛行機輪行

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タイ航空で羽田からバンコク経由でカトマンズへ。国内線の飛行機輪行はしたことがあったが国際線は初めて。持って行く自転車はKONAのUNIT X フルリジッドのクロモリマウンテンバイクだ。

フォークを抜き、ディレーラーを外し、タイヤでフレームとフォークと衣類などの荷物を挟むようにして固定した。それを普段使っている輪行袋(オーストリッチのL-100)に入れた。

OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 [L-100] 超軽量型 レッド

OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 [L-100] 超軽量型 レッド

 

 

重さは自転車と荷物が入った輪行袋が約20キロ。かなり重い。。。あと、ノースフェイスのバックが8キロだった。2つの荷物を預けたが追加料金なしで運んでもらえた。バックに入れていたチェーンオイルも特に問題なかった。チェックインの際に言われたのは「タイヤの空気を抜いたか?」の確認だけだった。タイヤの空気圧はあらかじめ1bar弱まで抜いておいた。タイヤの空気を全部抜いてもシーラントが出ることはないみたいだけど、念のため。

カトマンズ到着

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2019年3月21日 ネパール・カトマンズの空港に到着。

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27.5プラスで2.8の太いタイヤがクッションになったのか、フレームやフォークは無傷。良かった。スプロケスプロケカバーを突きやぶり、輪行袋が少しやぶれてしまっていた。(帰りはスプロケの部分を靴下でガードし、それ以上輪行袋が裂けることはなかった)

空港からタクシーに乗り、タメル地区にあるホテルに着いたのが15時過ぎ。荷物を置いてネパール観光局内にあるACAP事務所に向かう。アンナプルナ方面に行くには、アンナプルナ保護区入域証とTIMS許可証を取得しないといけない。ガイドブックにACAP事務所は16時までとなっていた。ポカラでも取得できるみたいだが、できれば早く取得しておきたい。

途中、両替したりしていたら、ACAP事務所に到着したのが15時50分。急いで申請書に記入して、証明写真とお金を支払う。思いのほかあっさりと取得できた。

バスでポカラへ

翌日(3月22日)バスでカトマンズからポカラへ移動。バスは7時半にカトマンズを出て、15時前にポカラのバスターミナルに到着した。ポカラのバスターミナルから近い Hotel Mountain View にチェックイン。

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早速、自転車を組みホテルの周りを走る。とくに不具合もなく一安心。

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ちなみに Hotel Mountain View は荷物も預かってくれるみたい。ハードケースやダンボールで輪行した場合は良いかも。

家族経営のホテル(ゲストハウス)でとてもアットホーム。スタッフがみんな親切だった。泊まった部屋はベッドが3つある部屋で1泊US10ドルだった。部屋の前に庭があって自転車を組んだりするのにとても便利で良かった。

ポカラから聖地ムクティナートへ

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今回の自転車旅のルートだが、アンナプルナを一周するルートもあるが、一周するにはトロン峠(5416m)を越えないといけない。体力的に自分には厳しいそうだったので、今回はポカラからジョムソン街道を通りヒンズー教と仏教の聖地であるムクティナート(3798m)まで行って帰って来るルートに決めた。トレッキングのルートにもなっているので、宿も充実しているし、10月・11月のハイシーズンでもないので、宿が混んでいて泊まれないこともなさそう。

さあ、いよいよ出発!

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翌3月22日。ネパールに来て3日目の朝。6時に目が覚める。今日も朝から天気が良く気持ちがいい。いよいよ出発の日だ。気負う気持ちをおさえて、近くの軽食屋でのんびりと朝食を食べる。宿に戻り自転車に荷物をパッキングして、8時に出発!

vol.2へ続く。