はぐれハラダーソン

自転車旅ブログ

【モンゴル】ウランバートル ⇄南ゴビ 自転車旅 vol.8

マンダルゴビからダルンザドガドへ Day4

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今日は30kmでダルンザドガドの町に着くので朝はのんびり。ドローンを飛ばしたり、自転車で遊んだりしてると、10時になってしまった。そろそろ出発!

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朝食はMarsというスニッカーズみたいなお菓子を食べた。スニッカーズが定番だが、Marsの方が柔らかくて美味しい。確かネパールにもあったな、このお菓子。

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時間はたっぷりあるのでダートをのんびりと進む。天気が良くて暑い。半袖でも大丈夫。ウランバートルと比べるとかなり暖かい。

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遠くにダルンザドガドの町が見えて来る。町までは緩やかな長い下り坂だが、向い風のせいで、まるで平坦な道を走っているみたい。風はそこまで強くないのでのんびりと進む。

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ようやく町の入り口らしき門に到着。やっとたどり着いたゴールかと思いきや・・・

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門を越えてから結構長い。中々、町に着かない。

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門から5kmぐらい走って町に到着。早速、昼ごはん。昨日は丸一日、自炊だったので、今日は美味しいものが食べたい。看板に【3oor】って書いてあるのは、今までの経験からして、だいたい安い食堂なので迷わず入る。

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正解。小林亜星さん似のマスターに注文。英語がほとんど通じないので、iphoneで撮った写真を見せて注文。

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定番の肉うどん。ここは今までの食堂とは違って注文してからすぐに料理が出て来た。さすが、町の食堂。味も良かった。

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適当なホテルに泊まる。モンゴルのホテルは1階にレストランがあって、地下にカラオケがあることが多い。カラオケの音が外に漏れていて結構うるさい。

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外見の割に部屋はキレイだった。だいたいこのぐらいのホテルで1泊2000円弱ぐらい。シャワーがない安宿だと1泊500〜1000円ぐらいな感じ。

3日ぶりのシャワーを浴びる。めちゃくちゃ気持ちいい!ついでに汚れた服も洗濯する。1着しか持って来ていないズボンを洗ってしまったので、雨具のズボンを履いて出かける。通気性が悪くて気持ち悪いが仕方ない。

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ダルンザドガドの町は、モンゴルの南部では大きな町だと思うが、とてもこじんまりしていて、なんとなく可愛らしい町という印象。バスも小型で可愛い。

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ペンキ塗りの職人。とてもレトロな雰囲気で良い。

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象・猿・兎・鳥の変な銅像。モンゴルには面白い銅像が多い。

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チェスなのかわからないが、真剣に対決している二人。

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夕焼けがキレイ。日が落ちるとかなり寒くなる。

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 マンダルゴビからダルンザドガドへのDay4は、キャンプ地から30kmほどでダルンザドガドに到着。緩やかな長い下り坂だったが、向い風のせいで平坦な道を走っているような感じだった。ダルンザドガドの町はこじんまりしていて可愛い町という印象。

 

vol.9へ続く。

【モンゴル】ウランバートル ⇄南ゴビ 自転車旅 vol.7

マンダルゴビからダルンザドガドへ Day3

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朝7時過ぎに宿を出発。今日は午後から少し雨が降る予報だったので、濡れては困る物を前のバッグの中に入れ、雨具のカバーをつけた。後ろのサドルバッグの上につけている寝袋は濡れては困るので、ビニールを二重にして雨対策しておく。乾燥している地域だし、激しい雨が降ることはないでしょ。多分。

目的地のダルンザドガドまでは、この小さな村から120kmほど。途中、補給場所も水場もない。頑張れば1日で行ける距離だけど、昨日みたいに向い風が強かったら、2日かけて行こうと思う。食料と水は昨日買ってあるので大丈夫だ。それでも80kmぐらいは進んでおきたい。

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村から幹線道路に出る道。街灯はソーラパネル式で、歩道があったり、なんか村の規模のわりにはすごく整備されていて、変な違和感がある。

上の写真ではわかりづらいが、前方にある幹線道路の奥は何もなく、まるで海のように見える。不思議な感じ。

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遠くに赤い丘陵が見える。この奥あたりにグランドキャニオンを小さくしたような観光名所があるみたい。普通の旅行者はジープを使ってこのあたりの観光名所や砂丘などを回るみたいだが、それぞれが100kmとか200kmとか離れているから自転車では気軽に回れない。

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1時間ぐらい走ると、ラクダに出会う。ここら辺はやっぱラクダが多い。ラクダを正面から見ると結構、可愛い顔をしている。ラクダの写真を撮った後、昨日と同じように向かい風が吹いて来た。まだ1時間しか走っていないのに。。。

風はどんどん強くなり、台風並みの強風が吹いて来る。ペダルを漕いでも漕いでも全然進まない。最悪。

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自転車を押しながらトボトボ進む。この辺まで来ると車も少ない。

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車もトラックも全然通らなくなって、何だか寂しい。雨も少し降って来る。向かい風が強すぎて心が折れそうだ。

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お昼。唯一、風除けができる道路の下にあるドカンの中で自炊する。たまに動物のフンがあるので注意。

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ブドウみたいなフンが転がっていた。なんの動物のフンだろう?

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向い風の中、無心で進む。何とか60km進んだ。あまりにも風が強すぎて引き返そうと思ったけど、半分まで来たから頑張って進む。

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出発地点から90km進んだところで日も暮れて来たのでテント。風が強くテントを張るのが大変だったが、テントを張り終えると風が弱まる。

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 夕陽を眺めながら、夕食の準備。自転車キャンプ旅は意外とやることが多い。

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疲れて20時前に寝ってしまった。

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マンダルゴビからダルンザドガドへのDay3は、昨日に引き続き強風の向い風で、思うように進めなかった。途中、吹き飛ばされそうなぐらい強い風が吹いて怖かった。モンゴルに来て自然の素晴らしい部分と怖い部分を感じた。

明日は30kmほどでダルンザドガドの町に着くので、強風が吹いても大丈夫だろう。

 

vol.8へ続く。

 

【モンゴル】ウランバートル ⇄南ゴビ 自転車旅 vol.6

マンダルゴビからダルンザドガドへ Day2

朝日と共に起床。朝焼けがキレイ。

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だいぶ南まで来たおかげで、夜間の冷え込みも和らぎ、寒さで目を覚ますこともなくグッスリと眠れた。コーヒーを入れ、朝食の菓子パンを食べ終えると用を足したくなった。辺りには何もなく隠れる場所もない。仕方がないので、テントの前でノグソをして出発!

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道路に遊牧されたラクダが歩いている。ラクダはヤギ・羊に比べたら臆病ではないが、近付くとやっぱり逃げてしまう。ちなみに牛はあまり逃げようとしない。馬は家畜の中でも頭が良いのか、数頭で固まって威嚇して来たことがあったので注意が必要だ。まあ、あまり動物たちを脅かせてしまうのもよくないので、程よい距離感を保つ。

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ラクダの写真を撮影していたら、なんだが風が吹いて来る。嫌な予感がする。

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こんな何もないところにパトカーが止まっている。取り締まりでもやっているのかと思ったが、このパトカーは単なる置物。よく看板や警察官の張りぼてで「スピード出し過ぎ注意!」みたいなものがよくあるけど、モンゴルではパトカーがそのまま置いてある。スケールがでかい!ちなみにサイレンも太陽光発電で常に点灯するようになっていて、良くできてるなあと感心させられた。

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どんどん風が強くなって来た。しかも、強烈な向い風(南東からの強風)。下り坂でも必死に漕がないと進まないほどの強風。仕方がないので、しばらく自転車を押しながら進むが、全然進まない。コビ砂漠あたりは風が強いと聞いていたが、向い風とは最悪だ!休憩しても風を遮るところがないので、さらに辛い。。。

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ものすごい向い風の中、進んでいるとラクダの像がポツンとある。なんだろう?

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一応、記念写真を撮る。モンゴルはよく銅像を見かけるが、ポーズが不思議。なんでそんなポーズしているんだろうか?

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60kmほど進んだところで、小さな村が見えて来た。ものすごい向い風のせいで、今日はほとんど進むことができなかった。まだ15時ぐらいだけど、風が辛すぎて、ここでギブアップ。村に泊まることにした。

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まずは腹が減っていたので、食堂で肉ヤキソバを食べる。これはモンゴル人がよく食べている。ボリューム満点で油っこくて腹が減っている時にはオススメ。モンゴル人でも肉ヤキソバは食べ残している人が多い。それほど油っこい。

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食堂のテレビで、レトロなモンゴル映画がやっていた。戦時中の物語のようだった。ちなみに飲み物は塩味のミルクティー。店によってはおかわり自由なので、よく飲んでいる。塩味のミルクティー、慣れてくると美味しく感じる。不思議。

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村内の売店の裏にあった宿。今日はここに泊まる。部屋は広くベッドが3つあるがシャワーはない。

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水は上の写真の右にある蛇口からバケツで水を汲んで、左側にある洗面台の緑のタンクに水を入れて使う。

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シャワーがないので、この緑のタンクで頭と顔を洗う。うう、洗い難い。

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トイレは外にあるボットン便所。下に大きな穴が掘られている。スマホとか落としそうで怖い。

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マンダルゴビからダルンザドガドへのDay2は、向い風が強すぎて60kmほどしか進めなかった。向い風の中、進むのは本当にキツかった。宿泊した小さな村には食堂や売店はたくさんあった。宿は2軒見つけたが、両方ともシャワーはなかった。

 

vol.7へ続く。

 

【モンゴル】ウランバートル ⇄南ゴビ 自転車旅 vol.5

マンダルゴビからダルンザドガドへ Day1

ウランバートルから南に約280kmマンダルゴビという町にやって来た。さて、この先どうするか?西か東へ進んで北上しながらまわってウランバートルに戻る(帰りの飛行機がウランバートルの空港なので)ルートなら同じ道を通らなくて済むので良かったが、やっぱり、そのまま南へ進んでゴビ砂漠まで行くことにした。

南ゴビ県にあるダルンザドガドという町をとりあえず目指す。マンダルゴビからは南へ307km。途中にホテルがあるような大きな町はなく、180kmほど先に小さな村がある程度で何もない。

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朝7時過ぎに出発。朝日を浴びながら走る。ひんやりとした空気が気持ち良い。昨日はホテルで休養したのでペダルを漕ぐ足も軽やかだ。

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しばらく行くと小さな集落が見えて来た。

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地図(Google Maps・maps.me)に乗っていない食堂を見つける。ラッキー!

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定食を注文。米とパンがワンプレートで出ることが多いモンゴル。肉はもちろん羊。味はめちゃくちゃ美味かった!

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モンゴルでよく走っているワゴン車。ロシア製らしい。とてもカワイイ。なんかオシャレ。

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腹も満たされたのでグングン走る。ここまで来ると、緑の草はだいぶ少なくなり、乾いた大地が広がっている。気温も上がり暑くなって来た。

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87km地点。また小さな集落が見えて来た。

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食堂発見。

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全然、お腹は空いていなかったが、食べられる時に食べておこうと思い、肉うどんを食べる。「食べられる時に食べる」がこの旅の教訓だ。

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食堂の子がカワイイ。窓から顔出したり、隠れたりしている。

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地元の人に得体の知れない物をもらった。食べ物らしい。かじってみたけど、めちゃくちゃ硬い。とてもじゃないけど、噛み砕けない。味は塩っぱいチーズ。保存食なのか?これは一体何なんだろうか?

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食堂の裏にあったゲル。ここも実は食堂だった。

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ゲルの中はとてもキレイで明るい。

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舗装路工事中。

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ダートを走るが、砂ぼこりがすごい。このあたりは大きなトラックが良く走っている。交通量はウランバートルからマンダルゴビ間よりもだいぶ少なくなったので、自転車で走るには良くなった。

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気づいたらめちゃ砂漠。

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動物の骨がいたるところに落ちている。あと、トイレットペーパー。人間が野糞をした後だと思われる。たまに野糞している人を見かける。

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タチの悪い植物がタイヤに刺さる。これは何の植物何だろう?小さいヤツだとパンクはしないが、上の写真ぐらい大きいヤツが刺さるとパンクしてしまう。。。でも、シーラントのおかげでパンクは大丈夫だったけど、とても厄介な植物だ。

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17時半。124km走ったところでテントを張る。日差しを遮る場所も目隠しになるような場所もない。どこにテントを張っても同じなので、テントを張る場所で迷う必要がない。

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ウランバートルのスーパーで買った焼き鳥の缶詰を入れて米を炊く。味よりも量。一合半ぐらいの米を入れたので、腹一杯になった。

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夕陽が暑い。パンツ一丁でくつろぐ。

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夕陽が地平線に沈んでいく。贅沢な瞬間。

ドローンに驚く。#bikepacking #bikecamping #konaunitx #konabikes #mtb #biketravel #biketouring #mongolia #アライテント

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陽が落ちると満点の星空。写真ではわかりづらいがものすごい星だった。夜はグッと寒くなるが、それでもウランバートル近郊と比べると暖かい。快適に眠れた。

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マンダルゴビからダルンザドガドへのDay1は124km走った。この区間は2ヶ所も食堂があって本当に良かった!やっぱり、ご飯を食べるとパワーが出て良く走れる。南へ進むに連れてどんどん砂漠っぽくなって来た。いよいよゴビ砂漠にやって来た感じ。

 

vol.6へ続く。

 

 

【モンゴル】ウランバートル ⇄南ゴビ 自転車旅 vol.4

ウランバートルからマンダルゴビへ Day3

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キャンプ3日目の朝。テントの空気孔から朝日が見える。今日も良い天気。昨日の朝は霜がすごかったけど、今朝は暖かくて気持ちが良い。

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あと50kmほどで最初の目的地であるマンダルゴビの町に着くので、急ぐ必要はない。持って来たドローンを飛ばして、いろいろと撮影した。(撮影した動画は編集が終わったらアップしたい)そんなこんなで遊んでいたら、10時になってしまった。そろそろ出発。

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のんびりダートを進む。長い距離を走ると舗装路よりも疲れるけど、車がほとんど走って来ないダートは最高。

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走り始めてすぐに小さな村に着く。

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お腹が空いたので食堂を探したけど見つからず、ガソリンスタンドの売店へ。これまでガソリンスタンドに売店と食堂があるパターンが多かったが、ここは売店だけ。残念。

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ガソリンスタンドの脇に自転車を止める。そこそこキレイなGAINTのMTBがあった。

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売店でポテトチップスとジュースを買った。食堂がないので仕方がないがこれで昼ごはんをすませる。

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遠くにゲートが見えてくる。マンダルゴビも近いはず。ポテトチップスだけじゃ、腹が減ってパワーが出ない。。。

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ゲートまで長い登り坂が続いてキツかった。

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ゲートを越えると料金所?みたいなのがあった。自転車は特にお金を払ったりする必要はないみたいで、スルーしてOKだった。

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マンダルゴビの入り口にレトロな遊園地。遊んでいる人は誰もいない。

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町へと続く遊歩道と外灯。町に来た感が出て来た。

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目星をつけていた安そうなホテルが2軒ともやっていなかった。。。もうシーズンオフなのか?モンゴル語が読めないので何って書いてあるかわからない。

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仕方がないので少し高そうなホテルに泊まることに。実は今日は自分の誕生日。誕生日なのでこれぐらいの贅沢はいいよね、と自分に言い聞かせる。

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日本のビジネスホテルみたいな感じ。2日ぶりのシャワーを浴び、汚れた服などを洗濯した。キャンプ中は手持ちの水があまりなかったので、洗えなかったクッカーなども洗った。あとはドローンやカメラ類の充電も。いろいろとやる事があって忙しい。

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あっという間に夕暮れ。

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誕生日なので、ホテルのレストランで牛ステーキーを注文した。

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 味はイマイチ。何とも寂しい誕生日だった。

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Day3は50kmほどでマンダルゴビに到着。途中に小さな村があった。村には売店は数件あったが、食堂は見つからなかった。

ウランバートルからマンダルゴビのルートは一本道(舗装路)なので、道に迷うことはない。舗装路に沿ってダート道がある。感覚としては100kmごとにガソリンスタンドや売店・小さな集落がある感じだった。町や村に近づくにつれて遊牧民のゲルもちらほら見つける事ができる。ウランバートルの近郊は草原が広がっているが、マンダルゴビに近づくにつれて乾燥した大地が広がっている。

さて、これから先はどうするか?マンダルゴビのホテルに2泊している間に考えようと思う。

 

vol.5へ続く。

 

【モンゴル】ウランバートル ⇄南ゴビ 自転車旅 vol.3

ウランバートルからマンダルゴビ Day2

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朝6時に起きる。テントの外に出ると霜で自転車が真っ白。

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昨晩はかなり冷え込んだが、出発直前に買ったNANGAの寝袋:UDD BAG 630DX(快適使用温度-5℃ 下限温度-10℃)のおかげ全然寒くなかった。普段はモンベルのDown Hugger #3を愛用しているが、9月のモンゴルは朝晩とても冷え込むとのことだったので、Down Hugger #3だとちょっと厳しそうだなと思い、かなり迷って(値段が高いからね)NANGAの寝袋は買った。買って大正解だった!

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朝日が登って来るとだいぶ暖かくなった。朝ごはんは菓子パンとコーヒーを飲んだ。テントの霜を落として出発。

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今日も果てしない一本道をひたすら進む。

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今日はすぐに食堂があった。スルーしても良かったが、この先に食堂があるのかよくわからないので、食べれる時に食べておこう作戦。

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まだ昼前だが、ぬるいコーラと羊肉とジャガイモのペーストの定食を食べる。羊肉がやわらかくてウマい!なんかウランバートルで最初に食べた羊肉よりも美味しく感じる。モンゴルでは肉=羊肉だ。最初は正直、あんまり美味しいと思わなかったけど、だんだん羊肉が美味しいと思うようになってきた!

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ご飯を食べ終え、走っているとラクダを見つける!結構デカイ。もっともっと南へ行かないとラクダは見れないと思っていたけど、ウランバートルから百数キロの場所で見れた。この旅で絶対にラクダは見たいと思っていたのでうれしい!!

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フタコブラクダモンゴル語でテメー。不思議な形。特に歩くと前足と後ろ足が別々の生き物みたいに見える。

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最初の目的地のマンダルゴビまで、あと131km。頑張ろう。

f:id:haraderson:20191017010051j:plain走り続けていると、写真だとわかりづらいが車が1台横転していた。人が倒れていて、心臓マッサージみたいなことをしていた。事情はわからないが、ほとんどの車はかなりのスピードを出して走っているからとても危険。。。

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17時ぐらいまで走って、適当な場所でテントを張った。今日も100kmちょい走った。

f:id:haraderson:20191017010320j:plainウランバートルのスーパーで買った辛ラーメンと日本から持って来たドライカレーを作っていると、バイクに乗った遊牧民のおじさんが二人、テントにやって来た。英語が通じなくて何言っているのかわからないが、物珍しくてやって来た感じ。なんかキレイな石を見せられ「食べろ」みたいな感じで言われたから、噛んでみたけど、やはり石なので硬くて食べれなかった。

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意思疎通がうまくできず、飽きてバイクで去って行く二人。

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夜ご飯を食べ終え、コーヒを飲みながらマッタリと夕日を眺める。

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今日も疲れて21時には寝てしまった。とても規則正しい生活。

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Day2も100kmちょい走った。昼前に食堂があったが、それ以降は何もなかった。途中、ラクダが見れて感動した。マンダルゴビまで、あと50kmの地点でテントを張った。明日は50kmだけなので、朝はのんびり出発しよう思う。

 

vol.3へ続く。

 

【モンゴル】ウランバートル ⇄南ゴビ 自転車旅 vol.2

ウランバートルからマンダルゴビへ Day1

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ウランバートルの宿を出て15kmほど走ったところでガソリンスタンドによった。キャンプでは今までガスストーブを使っていたが、今回は初めてガソリンストーブを使うことにした。ガソリンならウランバートルを出ても入手しやすいからだ。しかし、なかなかガソリンを買うことができない。「ガソリンが欲しい」と言っても英語が通じていないせいなのか断られ続け、ようやく3件目のガソリンスタンドでガソリンを買うことができた。

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20kmほど走ると、もう草原が広がっている。馬が車道の近くの草を食べている。

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車道は車が多く、かなり飛ばして走っているので怖い。車道に沿って、気持ちの良さそうなダート道があったので、そちらをのんびり進む。

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日が登って来るとだいぶ暖かくなって来た。昨日スーパーで買っておいた菓子パンを食べる。

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ウランバートルから69km地点。この辺りまで来ると車もだいぶ減った。距離を稼ぐために車道をひたすら進む。ただし、ものすごいスピード(多分、時速100kmは出ていると思う)で車が走って来るので後ろを注意しながら走る。高速道路を自転車で走っている感じ。。。

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車道のすぐ傍にたくさん家畜。ヤギと羊と馬と牛をよく見かける。

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95km地点。同じような景色が続く。初日のせいか結構疲れてきた。特に立ち寄れる場所もなく、菓子パンとスニッカーズをちょこちょこ食べながら進んで来た。できれば、食堂でちゃんとしたものが食べたい。

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 約110km走って、やっと良さげな売店兼食堂を見つける。やった!

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店のおばさんに英語が通じず、スマホも圏外で翻訳サイトも使えなかったので、身振り手振りで注文した。まずは、ぬるいコーラと羊肉のうどん。

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さらに、ボーズという羊肉の肉饅頭。両方ともモンゴルの定番の料理。お腹が空いていたせいもあるが、とても美味しかった!あと、水とお菓子を買った。

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食堂を出ると、もう17時を過ぎていたので近場でテントを張ることにした。右奥にかすかに見えるのがさっきの食堂。モンゴルはどこでもテントを張って大丈夫らしい。ありがたい。

テントはアライテントのトレックライズ1を使っている。もう10年ぐらい使っているけど、破れなどなく、丈夫で使いやすい。

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ガソリンストーブはSOTOのストームブレーカー。ガソリンとガス(OD缶)が使えるタイプのやつ。ガソリンを使うのは今回が初めて。バーナーの火が想像以上に強く、風も強くて、テントに火が燃え移りそうになってかなり焦った。危なかった。。。

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石でちゃんと風よけを作ってから、再度お湯を沸かしコーヒーとお菓子を食べた。夜ご飯はさっき食堂で食べたばかりなので、これでお腹いっぱい。

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日が落ちて来ると、どんどん寒くなって来る。

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日が落ち、しばらくすると、すごくキレイで大きな月がテントの中から見えた。写真ではわかりづらいがものすごく大きな月で驚いた。その後、とても疲れていたので21時には寝てしまった。

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Day1はウランバートルから約110Km地点まで走りキャンプ。ウランバートル近郊は車が非常に多かったが、ゾーンモドを越えた辺り(ウランバートルから40km)から車がだいぶ減った。車道は完全な舗装路。車道に沿ってダート道もあるが、距離を稼がないといけないので、車が減った辺りからはひたすら舗装路を進んだ。27.5×2.8の太いタイヤを使っているが、こんだけ舗装路を走るなら、もう少し細いタイヤの方が良かった。

map.meでルート検索すると、舗装路でないルートも出て来るが、多分、村も売店もないので水や食料の確保が難しそうなのと、大きなトラブルがあった時に車道なら助けが呼べるので車道を進んだ。ただし、車道は車がものすごいスピードで走って来るので常に注意は必要だった。

 

vol.3へ続く。